しばらく前からGoogleのChromeブラウザには非公式に作動するプラグインがいくつも出回っていた。しかし公式にサポートされたものはなかった。この状況は、早ければ明日にも劇的に変わりそうだ。いくらか突っ込んだ調査をしてみると、Googleの狙いも見えてきた。
今日(米国時間11/16)、Googleがうっかり予定より早く手の内を見せてしまったのをDownloadSquadが発見した。最新のビルドのChromium(Mac版、Linux版も含む)のスクリーンショットで、ホームページ右下隅にジグソーパズルをあしらったコーナーが表示されているのがはっきり見える。今までここには多色のストライプが表示され、テーマ・ギャラリーへのリンクになっていた。しかし、新しいジグソーパズルのエリアをクリックすると、Googleのホームページ、google.comに飛ばされる。しかしマウスを載せてリンク先を確認すると、何やらhttps://chrome.google.com/extensionsというURLが読み取れる。これはエクステンション(プラグイン)ギャラリーに違いない。
さらに、ジグソー・エリアの隣には次のように表示されている。「新機能! Chromiumにはエクステンションとブックマーク同期が追加されました。エクステンションについては上のURLへ、ブックマーク同期機能の使い方はGoogleヘルプ・ページの使い方をご覧ください」。 Windows版とLinux版では作動するようだが、残念ながらMac版ではまだだ。
現在のChromeのエクステンションのページ(URLボックスにchrome://extensions/ と入力すればよい〔日本からはまだ404になる〕)。そのページには「現在エクステンションはインストールされていません。代わりにギャラリーを閲覧しますか?」と表示される。「ギャラリーを閲覧」という部分がリンクになっているが、まだそのギャラリー・ページは公開されていない。
過去にもGoogleはテーマ・ギャラリーの公開を同じような形で前もってリークしたことが思い出される。 by Google社員の利用しているニュースグループにもエクステンションの公開が迫っていることを示唆する投稿がある。右のスクリーンショットはChromeの新しいメニューのダミーのようだが、これもエクステンションに関係があるのだろう。
それだけではない。私はGoogle社員のChromiumコード・レビュー中にエクステンションに関係する画像その他の情報をいくつか発見した。ここからはGoogleがFirefoxに対抗するため、同様に強力なエクステンションのサポートを狙っていることがはっきり読み取れる。私の推測では、サードパーティーのデベロッパーもChromeツールバーにエクステンションのアイコンを追加できるようになる(上のスクリーンショットでテストされているのがおそらくそれだろう)。またアドレスバー中に随時アイコン(RSSアイコンなど)を表示する機能も追加される。ユーザーはエクステンションをカスタマイズし、デベロッパーはデフォールト・ページ(「新しいタブ」など)を独自のデザインのデザインでカスタマイズできるようになる。
こうしたGoogle社員の会話からすると、Googleはすでに独自のエクステンションをいくつか用意しており、すぐにでも公開できるようだ。一つはGoogle Maps関連、もう一つはGoogle News関連らしい。3番目はChromiumを最新のビルドに自動的にアップデートする(数か月前にわれわれが作ったツールに似ている)。しかし、いちばん興味深いのはGmaiチェッカーだ。この記事のトップのスクリーンショットをもう一度見てほしいのだが、Gmailアイコンに未読のメールの数らしいものが表示されている。
いずれにせ、Googleはデベロッパーに対してChromeエクステンションを書くのがごく簡単だということをデモしたいのだろう。下の多数のスクリーショットはどうやらエクステンションの種々のデザインのHelloWorldらしい。これがほんの数ステップで書けるようだ。Firefoxはもはや最速のブラウザではない。現在のFirefoxの強みは豊富なエクステンション群だ。もしGoogleが、この分野に乗り込んでくるとなると、勢力地図に大きな変化が起きる可能性がある。





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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)




