Googleの力は強大である。みんなそれを知っていて我慢もしている。しかし、この会社が新しいビジネスに乗り出す時には、その力のために興味深い懸念が引き起こされることがある。その強大な力を使ってGoogleは不当に有利な立場を得るのではないか。大きな力を持つことは、大きな責任を持つことでもある、等々。今日 紹介する例は、全くの無害なのだが、それでも興味深い。
Gmail Labsの新機能を使うと、連絡先のチャット状態を表す丸いアイコンを、Androidロゴのアイコンに変えることができる。ただし、アイコンを変えられるのは相手が現在Andorid携帯でオンラインになっている時だけ、というのがポイントだ。
Googleのこの機能に関する公式見解は次の通り:
このアイコンは、チャットする相手が使っている機種によって、会話を手直しするかどうか考える際に役立ちます。例えば、相手がAndroid携帯を使っていることがわかれば、短かくて簡潔なメッセージを送ろうと思うこともあるでしょう。
もちろんアイコンを変えられるのは、Androidだけで他の機種ではできない。もしGoogleが本当にユーザーのモバイルチャット体験を向上させたいと考えるなら、BlackBerryアイコンやPreアイコン等も作れたはずだ。iPhoneアイコンもと言いたいところだが、そんなことをしたらAppleがGoogleを訴えるだろう。これが冗談であって欲しい。
これはAndroidユーザーにとって、ちょっと楽しい機能であり、前にも言ったように全く無害だ。しかし、この先Googleが新しい事業に参入し続けるうえで、いったいどんなクロスプロモーションが控えているのだろうかと考えてしまう。すでにDroidが、Googleのホームページで宣伝されていることを思い出してほしい。この会社がまずやらなかったことだ。そしてもう一つ、90年代にMicrosoftが直面した問題も思い出してほしい。自社の支配的オペレーティングシステムに製品を抱き合わせたことだ。
みんながムキになる前にもう一度言っておくが、この例が大した話ではないことは明らかだ。しかし、ウェブがオペレーティングシステムに代わって支配的プラットホームとなりつつある今、先を考える必要がある。そしてその領域を制しているのはGoogleだ。そして、抱き合わせ商法は始まっている。
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(翻訳:Nob Takahashi)




