
GoogleがChrome OSについて話し始めてからというもの、開発者やライバル会社や評論家たちは、なぜGoogleに2種類のオペレーティングシステムが必要なのかを疑問に感じていた。AndroidとChrome OSのことだ。今日(米国時間11/19)のChrome OSの概要説明の場で、Chrome OSがAndroidアプリをサポートするのかという質問が出た。答えはノーだ。
もちろん、Michael ArringtonがQ&Aセッションで指摘したように、Steve Jobsもアプリのない状態でiPhoneを発売した時には同じことを言っていたが、アプリの準備か整ってからはアプリの話ばかりしていた。しかし、Googleには正当な答えがあった。やりたいのは、ウェブアプリをChrome OSできちんと動かすことなので、それだけに集中したいという。後にSergey Brinが同じ話題に触れてこう言っていた、「商売がヘタと言われるかもしれないが、しかし私たちはウェブプラットホームの方がずっとシンプルなやり方だと確信している。」
MGのライブメモにある最初のやり取りはこうだった:
Q: Androidマーケットがカギではないのか? AndroidアプリはChromeマシンで作動するか?
SP: Chrome OSとは別に、オンライン版Photoshopなどを含めて、われわれはウェブの機能を強化するような動きはすべて歓迎している。Androidは現在はChrome
OS上では作動しない。
Q (Mike Arrington): Steve JobsはiPhoneを発表したときにもアプリはウェブにゴマンとあるというようなことを言っていたが〔結局App Storeを用意することになった〕。 Chromeマシンが発表されたら現在Androidに提供されているようなネーティブ・アプリが欲しいという要求が高まるのではないか?
SP: 現在われわれはウェブ・アプリだけを考えている。iPhoneの場合はやや事情が違うと思う。Appleは自分たちで独自のネーティブ・アプリを作った。われわれはChrome OSをウェブ・アプリ専用にするつもりだ。Netbookは〔iPhoneと違い〕ウェブ・アプリを動かすのに適したサイズだ。
そして、Q&Aの最後に別の質問に対するSergeyの答えがこれだ。
商売がヘタだと言われるかもしれないが、私たちは本気でユーザーニーズに焦点を絞っているのであって、他の会社やその他もろもろと比較して戦略を考えているわけではない。
コンピューターを簡単に使いたい、という深刻なニーズがそこにある。今やネットブックは$300~$400で、本当に簡単に買える。5台買って家中に置いたっていい。ただし今それをやっても、操る術がない。そこに載っているソフトウェアをやりくりするためのオーバーヘッドが大きすぎる。
私たちは、ウェブプラットホームの方がずっと簡単なやり方だと確信している。パソコンは個性を出さず、キャッシュ的な存在となるが性能も使い心地もよい。しかも、個人が使う上で簡単でシンプルだ。それが今現在の市場で非常に重要なので、私たちがそこを埋めようとしている。
Androidアプリをはじめ多種のアプリをサポートすることよりも、Googleにとって関心のあるアプリの種類はただ一つ、ウェブアプリだ。Chrome OSの狙いは、将来にわたって必要なアプリをウェブアプリだけにすることだ。そうなると、AndroidアプリやiPhoneアプリがいつまで必要になるのかという疑問が湧いてくる。なぜなら、Chrome OSが携帯電話で動くようになるのは時間の問題なのだから。
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(翻訳:Nob Takahashi)




