Canopy Financialの詐欺事件は悲喜劇「誰も拾わない火中の栗」と化す
by Michael Arrington on 2009年11月25日

今朝(米国時間11/24)の速報記事で、Inc.の最速成長企業500社に入ったCanopy Financialが完全にいかさまだったことを報じた。

そして今日は当然ながら、あちこちで責任のなすり合い大会が始まった。

同社の投資銀行Financial Technology Partnersは、これまで少なくとも2回、詐欺的な資金調達ラウンドに加担していたと思われるが、今日のメールではこう言っている:

“あのねー、できれば最初から注意していただきたかったんだけど、あのCanopy Financialの記事から、わが社の情報やロゴやスクリーンショットを外していただきたいね。あんな不正行為のことは、うちは全然知らないし、それとわが社を結びつけられても困るんだよ。あんたがたはニュースのプロだが、うちは不正行為とは関係のないちっぽけな会社だよ。このメールを、Michael Arringtonに読ませてやってくれないかな?”

上のメールではこう言ってるね–“あんな不正行為のことは、うちは全然知らない”。何言ってんの。あんたがたはベンチャーキャピタリストたちに投資案件を持ち込んでいる投資銀行だろ。御社は誇らしげにこう声明していた–“弊社はCanopy Financialの唯一の戦略的かつ財務的アドバイザーである”。あんたがたは、連中が本当にCanopy Financialを代表しているのかKPMG(大手監査会社)に確認していないし、連中の財務諸表が本物であることも確認していないだろ? 投資家たちが$85M(8500万ドル)を連中に投資する前に、ほんの10秒、KPMGに電話をすることぐらい、できただろ?

もっとすごいのは、CEO Vikram Kashyapのコメントだ(彼の弁護士経由):

Canopy Financialにおける詐欺の申し立てに関する、Vik Kashyapの弁護士Ismail Ramseyからの声明文

Canopyの財務諸表に関するいかなる虚偽に関しても、Vik Kashyapは事前知識を有していない。彼はほかの者たちと同様に、これらの申し立てに関して驚いている。彼は同社の財務状況の真正性を認めるにあたって、金融および法務の専門家たちに依存した。今後彼はCanopyのCEOの座を去るが、取締役会長としては残り、詐欺に関わった者たち全員の責任追及を全うする。

つまり、彼はCEOにすぎなかったのだから、なにも知ってるはずがない、という論理だ。同社は相当長期にわたって金融詐欺に関わり、嘘の数字をばらまいていた。しかし、彼は被害者だという。でも、ご心配なく、と彼は言う。これから、“詐欺に関わった者たち全員の責任追及を全うする”んだからね。

ただし、彼自身を除いて。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))