お金に関するアドバイスをWebで探したことのある人は、ごみばっかり多くてむなしい思いをしたことが多いはずだ。とびきり運が良ければラフの草むらの中にダイヤモンドを見つけるかもしれないが、いちばん多いのは、財務のエキスパートと自称していても実際はSEOの達人にすぎないような人たちだ。今週立ち上がるInvestimonialsは、さまざまな財務ブローカーや財務関連サービス、ビデオ、書籍などの、偏りのない評価を提供しようとする。そのために同サイトは、一般ユーザが投稿するリビューを利用する(つまり財務製品に関するTripAdvisorだ)。
このサイトを作ったTimothy Sykesは、これまでもいろいろ世間を騒がせてきた金融財務エキスパートで、2006年にはTrader Monthlyの”Top 30 under 30″(30歳未満の優秀トレーダー上位30名)に選ばれ、ヘッジファンドを作って成功したがこれは2007年に巨額な損失を出して閉鎖した。しかしその後彼は再起し、今ではCovestorのトップトレーダーの一人だ(彼のやり方が好きでない人もいるが)。
Sykesによると、Investimonialsの目標はユーザに、Webのごみとも言える、粗悪な、あるいは悪質な財務サイトを見分ける能力を持ってもらうことだ。そのために、各製品に対するリビューを集めた大規模な「リビューハブ」を作っていきたい。対象とする製品ジャンルは、ブローカー、ニューズレター、DVD、書籍、Webサイトなど計8つだが、数年後には数十種類に増やしたい。立ち上げ時にすでに、リビューの対象として3000の製品を用意するが、その多くは現状ではまだリビューの数がゼロだ。
Sykesが主な競合相手と見なしているのがEliteTraderだ。ここはすでに10年稼働していて、約1000本のリビューがある(サイトのデザインが相当古い)。
Investimonialsは、リビューを書いたり、個人のプロフィール情報を提供したユーザには、賞品を進呈する。その多くはSykes自身の著書などだが、そのほか、いろいろな賞品が用意されている。
Investimonialsは、アイデアとしては良いが、本当に「偏りのない」透明な情報サイトを作ることが、絶対の要件であると同時に難題だろう。また、この種のサイトが共通して抱える問題として、リビューが多くなければ利用するユーザも少ない、利用するユーザが少なければリビューは増えない、という<鶏と卵>問題も、克服しなければならない。

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

