インターネットが新聞やテレビを滅ぼす確証を今朝のタイガー・ウッズ事故報道にまざまざと見た
  • 23 コメント
by MG Siegler on 2009年11月28日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Screen shot 2009-11-27 at 12.22.51 PM

タイガー・ウッズ(Tiger Woods)の交通事故のことは、もうみんな知ってるよね。最初の報道では、彼はSUVを運転して家を出たあと消火栓と木にぶつかって重傷(serious condition, critical condition…危篤、生命の危険がある…ではない)を負ったと言っていた。最新(米国時間11/27午後)の報道は、彼は病院を退院し状態は良いと言っている。でもここはニュースサイトではないから、この話をこれ以上続けるのはやめよう(詳しく知りたい人はここを見て)。

でも、この事件をめぐって、インターネット上の事態の展開ぶりを見ていると、なぜWebが新聞を破壊しつつあるのか、そしてやがては、多くの人のメインのニュースソースであるテレビもWebに負けてしまうだろうということが、あらためて分かる。ぼくが最初にこのニュースを知ったのは、iPhoneに‘プッシュ通知(push notification)’されるBNOnewsのブレテン(bulletin, 速報ニュース)からだ。すぐにTwitterを見たが、そのときすでに10〜15人ぐらいの人がそれをリトウィート(retweet)していて、ニュースはぼくのストリームにも出現していた。

そのメッセージはこうだ: “BULLETIN — REPORT: FAMED GOLFER TIGER WOODS SERIOUSLY INJURED AFTER CRASH NEAR FLORIDA HOME.”〔仮訳: “速報: 高名なゴルファー タイガー・ウッズがフロリダの自宅近くで車の衝突事故により重傷〕。たしかに情報量は少ないが、ちゃんと速報と明記されており、まさに速報らしく、全部が正しくはなかった。しかしCNNやESPNなどニュースに強いと自称するメジャーなメディアがこのニュースを報じたのは、Twitterの上で何千人もの人が知ってから45分後だ。

もちろん彼らなりの、ニュースの検証プロセスはあったはずだが、いずれにしても警察の発表を受けてBNOnewsがこれを報じ、それがTwitter上で広まったのは、従来のニュースソースによる報道よりずっとずっと早かったのだ。

情報はもともと、人びとの口から口へ自由に伝わり自由に広まるものだから、いわばTwitterのようなサービスの登場によって情報は、その自由という本質を完全に取り戻したと言えるのだ。

Googleも相当早くて、トウィートが流れ始めてから10分後には事故の現場Orlando(フロリダ州オーランド)の、詳細な事故報道を表示し始めた。つまり事故発生から15分以内に私たちは、事故が起きた時刻、事故の具体的な内容、さらにそのほかの詳細(酒気帯びだったかなど)まで知ることができたのだ。

それから30分後に、CNNはやっと彼らの“速報記事”を発表した。それは、こんな内容だ:

(CNN) — フロリダの警察当局によれば、ゴルファーのタイガー・ウッズが自宅近くの自動車事故で負傷した。

ほんまにほんまに、これだけだ。

たったこれだけに45分もかかっている。彼らはその30分も前にTwitterやGoogleにアクセスして、もっと詳しい情報を入手できたはずだ。しかもTwitterの上には、フロリダの警察やお役人からのトウィートも絶対にあったはず。

どんなことでも、まずどこよりも早く、Twitterのトウィートやリトウィートに出てくる。これは今では当たり前のことであり、しかも相当前からのことだ。大地震も、サンディエゴの大火(2007年)も、ムンバイのテロ事件も、イランの悲惨な状況も、例外なくすべてそうだ。そしてこれこそが、情報伝播の未来の形なのである。これはすでに、個人の好き嫌いのモンダイではない。〔←この最後のリンクは、Twitterなどの上のいわゆるシロウト報道の劣悪性や危険性を指摘していて、コメントが400以上集まっており、TechCrunchとしては超弩級の問題性を持つ記事の一つです。訳せなくてゴメンナサイ。〕

なお、おもしろいことに、最近MSNBC.comが、BNOnewsの@breakingnewsアカウントを買ったらしい。つまり、CNNみたいに遅くなりたくないという意思表示だろう。でも、早い(速い)ニュースサービスはこれからいくらでも登場してくる。それを生む土壌が、インターネットだ。インターネットの上では今、自由で束縛のない進化が進行している。

〔この記事の続編(未訳)…大手メディアは記事の信憑性の検証に時間をかけるという説を反駁し、BNOの速報記事が根拠とした警察情報を警察発表文書のコピー画像で紹介している。〕

Screen shot 2009-11-27 at 12.37.26 PM

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

コメント rss icon

  • Twitterで表示された事はすべて真実なんだな?
    嘘偽りの情報がない事をお前が保証してくれるんだな?
    それが出来ないならこんなゴミ記事訳すな。

    • TVで報道された事はすべて真実なんだな?
      嘘偽りの情報がない事をお前が保証してくれるんだな?
      それが出来ないならこんなリプライ付けるな

      と、言わざるおえない。

    • 東スポ的スクープでも信じる人はいるからな~
      情報を自分でフィルタ出来ない人にはWEB不要だな

    • 嘘を嘘と見抜けない人は(ry

    • >ならさん

      >>Twitterで表示された事はすべて真実なんだな?

      twitterが全て真実だとは言ってはいないと思いますよ。
      それに、新聞やテレビだって嘘偽りない情報だと誰も保証できません。情報の速さでインターネットに新聞やテレビが負けていて、このままでは新聞やテレビは滅ぶだろうということを言っているのであってメディアの情報の信用性が原因で滅ぶとは言っていないと思います。

      しかし、情報量の速さだけで新聞やテレビを滅ぼすとは言えないのではないでしょうか?テレビでは映像が、新聞は写真の掲載ができます。

      むしろ、今のtwitterでは(2ヶ月前くらいからtwitterは利用していませんが)GoogleWaveによって滅ぶのではないだろうか。twitterのシャア率も大きいから難しいだろうなとは思いますが。

    • 確かにTwitterのくだりはアレだが、話の本質を
      捉えることが大事だ。
      最後に注釈もあるしな。

  • 酷い記事だな - 11月 28th, 2009 at 8:08 pm UTC

    さすがにこの記事はないだろう。

    誤報かどうかの確認も検証もいらないのであれば、その人はいままでのマスコミの機能すら満足に知らずに暮らしてきた未開人に過ぎないことになる。

    • そぉ?
      んじゃ、テレビの視聴率や新聞講読者数の激減は、マスコミの機能不全の証明ってことになるね。毎日なんて共同と業務提携したばっかじゃん。

      もっと現実を見て発言した方がいいと思うよ。

  • もうコメント機能外していいんじゃね?

  • 速報を、右から左に流すだけの新聞やテレビは滅ぶって話だな。
    もちろん新聞やテレビはそれだけじゃない。って事は書いた本人も知ってるだろう。
    結論:タイトルは釣り

  • なら君よ。
    TVでやっているから、という理由で真実だと判断するなら結局同じでしょ。その保証は誰がしてくれるんだい?

  • 新聞やテレビで表示された事はすべて真実だったか?
    既存メディアは嘘偽りのない情報の発信を保証してきたか?
    個人の情報選択が大切だって話ですよ。

  • シャア率ってなんだよorz

  • これからは既存のマスコミは、組織力や情報分析力、マンパワーを生かして事件の検証や分析を努力しないといけなくなっていくでしょう。

    今以上に足と頭で稼がなくてはいけなくなるのです。

    記者クラブで安寧としている時代は終わったのです。

  • これが若さか…

  • 情報の信頼性っていうのは『どこからの情報か』っていうのがわりと重大。

     インターネットがプライマリーなメディアになったといっても、それは全体としてであり、ひとつのサイトがテレビ番組に匹敵すほどのユーザーを獲得できていない以上、公式情報はどうしても最初はマスメディアにいってしまうので信頼性って言うのは落ちてくる。

    もちろんより多くの公式情報の最初の提供をtwitterにすれば信頼性があがるわけだが、それはまだ厳しいと思う、それにどうしてもマスメディアの持つ権威って言う力は重いものがある。とはいえブリタニカにたいするwikipediaになって欲しいという期待もある。

  • ツイッターで15件あつまる一方、ニュー速ではすでに500レスを記録しているのであった・・・

    ツイッタ-(笑)

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