
ケータイのカメラの画面にオーバラップしてその場所に関する情報を表示する、いわゆる拡張現実(augmented reality, AR)と呼ばれている技法は、今モバイルアプリケーションの世界でブームになりつつある。アムステルダムのLayarは、この技術をうんと使いやすくしようと志している企業だが、ここが今日(米国時間12/2)、Layar 3.0のリリースにより、現実世界の画像の上にデータの層(名詞:layer)をかぶせる(動詞:layer)ためのさらに多様な方法を提供する。
同社は拡張現実ブラウザをこの夏デベロッパ向けに公開し、さらに最近はそれに3Dの機能を加えた。同社の拡張現実プラットホームの使い方を書いたデベロッパ向けの詳しいドキュメンテーションが、同社のブログ記事として提供されている。
あるデベロッパは、ロッテルダムのビルの画像にかぶせる3Dの建築モデルを作り、建築現場を見学する人などがケータイの上でそのオーバラップ画像を見れるようにした(下の写真):

べつのデベロッパは、アビーロード(Abbey Road)をはじめ、ビートルズの歌に登場する場所でケータイのカメラを使うと、そのファインダ画面にあの4人のスターの切り抜きイラストが表示されるようにした。このようなアイデアは、歴史的な名所を訪ねたときにはそこに関わりのある歴史上の人物の画像や歴史的事件の情報が表示されるなど、いろんな応用が考えられる。画像だけでなく、解説の音声を流してもいいね。

拡張現実によって、現実を漫画にしてしまうこともできる。たとえば下のは、大きなUFOが上空を飛んでいる:

そしてもちろん、近くのトウィート(Tweets, 複数形)を表示するTwitterアプリケーションもある。投稿者のアバタールも表示される(少なくとも下の例の場合は):

以上は、デベロッパがARアプリを作るためのアイデアや技法の可能性は無限にたくさんある、ということを言いたくて示した例にすぎない。Layarはもっと多くのデベロッパの関心を引くために、これまで調達した$1M(100万ドル)にプラスして、さらなる投資を求めている。以下が、その紹介ビデオだ:
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
