
Microsoft製品をよく使う人には、オンライン広告をクリックしやすいという特殊な性質があるのだろうか? 検索広告ネットワークのChitikaが発表したデータは、そう言っている。今週の初めに本誌は、BingからWebサイトに来る人はGoogleからの人より広告をクリックする人が75%も多いと報じたばかりだ。
あの記事のあとChitikaは、ブラウザとオペレーティングシステムについても分析し、MicrosoftのInternet ExplorerのユーザはFirefoxのユーザよりも40%、AppleのSafariのユーザよりも50%、そしてGoogleのChromeのユーザよりも80%多くの人が広告をクリックすることを見つけた。Chikitaは8万のサイト上ののべ1億3400万のユーザについて調査した。

オペレーティングシステム別に分析すると、傾向は上と同様で、WindowsのユーザはLinuxやMacのユーザの約2倍多く広告をクリックしている。データの出所がたった一つの広告ネットワークだから、普遍的な結果とはいえないが、でも標本の数はとても多い。ほかの広告ネットワークにもこんな調査データがあったら、ぜひ見たいね。
この分析結果からは二つのことが言える。まず、Microsoftのユーザは広告主にとって貴重である…よくクリックしてくれるのだから。そしてもう一つは、彼らはほかのブラウザやOSのユーザに比べてお人好しで、もしかしたらだまされやすいかもしれない。でも、そんな人たちだから、広告主にとって貴重なのだ。
とてもおもしろいと思うのは、特定のトップブランドのユーザに、製品は違っても同じ傾向が見られることだ。Microsoft製のブラウザと、同じくMicrosoft製のオペレーティングシステムだ。そのほかのブランドは、たぶん技術に関心と知識があって、積極的に新しいものを試してみたくなる人たちが主なユーザだろう。そういうタイプは、広告を無視したりブロックしがちだ。
でもこの「トップブランド仮説」は、検索エンジンには適用できない。トップブランドはGoogleで、Bingが“新しいもの”だ。でも広告をクリックしやすいのは、トップブランドではないBingのユーザなのだ。どうして、そうなるのだろう?
# CTR = クリックスルーレート
| クリック数 | 広告延べ到達数 | CTR | Vs. IE | |
| Chrome | 17,742 | 8,553,969 | 0.21% | 19.83% |
| Firefox | 398,812 | 60,250,532 | 0.66% | 63.27% |
| IE | 1,609,309 | 153,834,681 | 1.05% | 100.00% |
| その他 | 25,969 | 4,349,524 | 0.60% | 57.07% |
| Safari | 100,589 | 19,961,950 | 0.50% | 48.17% |
| Vs Windows | ||||
| Windows | 1,987,558 | 216,115,472 | 0.92% | 100.00% |
| Linux | 7,348 | 1,610,737 | 0.46% | 49.60% |
| Mac | 123,891 | 23,885,453 | 0.52% | 56.40% |
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
