簡単に使えて、いろいろなウェブサイトに写真をアップロードてきて、USBケーブルもメモリーカードリーダーもEye-Fiもいらないデジタルカメラ? 前からそれが欲しかった、という人にとって、東京拠点のスタートアップ、Cerevoが作ったCerevo Camはぴったりのカメラだ。
数ヵ月の開発期間を経て(カメラは社内で完全に一から設計された)、この「shoot-and-upload」カメラがついに日本市場に登場する。おさらいしておくと、このカメラの特徴は、写真のアップロードとネット共有のプロセスを簡単にすることだ。Cerevo Camユーザーでは、写真を専用サイト(Cerevo Lifeと呼ばれる)やメールアドレスやさまざまなウェブサイトに、直接カメラから送ることができる。しかも、転送はカメラの電源を切った状態でも行われる(Eye-Fiでは不可)。
自称「ネットワーク・カメラ」は、Wi-Fiスポットを見つけると自動的に写真を転送する。カバンの中から取り出す必要はない。アップロードする時刻を決めておくこともできるし、メニューから起動することもできる。このカメラで最も重要と考えられる自動アップロード機能は、私がテストした限りスムーズに働いた(Cerevoがサンプル機を数日間貸し出してくれた)。3Gモデムを繋ぐこともできる(USB経由)。
カメラと箱の写真は以下の通り(最終デザイン。以前の私の記事にもっと写真がある)。
カメラの最終仕様は以下の通り。
- 900万画素 CMOSセンサー
- パンフォーカス
- 2.4インチ TFTカラー液晶
- Wi-Fi 802.11b/g/n
- 3Gモデム(イーモバイル)使用可能(USB経由)
- USBポート
- 内蔵メモリなし(MicroSDカード)
- 外形寸法:120×60x16mm(iPhone 3G: 115.5×62.1×12.3mm)
- 重量:117g(バッテリー含む)
カメラには主要なボタンが4つ(オン/オフ、シャッター、ホワイトバランス、ストローブ)と、メニュー(日本語/英語)操作用の十字パッドが付いている。本体色には白と黒があり、日本での市場価格は$225(19,800円)。
サンプル写真を2枚(こちらで下にスクロールするとギャラリーにもっと写真がある)。


画質の面では、使いやすさを強調した簡易カメラとして期待通りの写真が撮れる。撮った写真は、Cerevo Lifeやメールのほか、Twitter、Flickr、Tumblr、TwitPic、Picasaの他、数多くの日本語専用のサイトに送れる。自動アップロードが完了するとカメラからメールで知らされる(ちなみにバッテリーがなくなりそうになった時にも送られる)転送先サイトの指定は、Cerevoのホームページまたはモバイルサイトから行える。
海外展開について、Cerevo CEOの岩佐琢磨氏に聞いたところ、まず国内市場から入り、その経験に基づいていずれ海外進出を考えたいとのこと。もちろん進出すべきだ。ソーシャルメディアギーク(間違いなく彼のメインターゲット)の生息地は、アメリカであって日本ではないのだから。
Cerevoはこれまでのところ日本では好調のようだ(数日前から予約を受け付けている)。しかし、みなさんはどう思われるだろうか。Cerevoがソーシャル簡単カメラでニッチを切り開くことができるのか、それとも、みんな「ふつうの」カメラとスマートフォンを使って、オンラインで写真を共有していくのか。
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(翻訳:Nob Takahashi)


