
昨夜(米国時間1/6)、ラスベガスで開幕したCES(Consumer Electronics Show )のキーノート講演で、MicrosoftのCEO、Steve BallmerはWindows 7を搭載した新しいタブレット・コンピュータ、HP Slateのプロトタイプを見せびらかした。これで噂のAppleのタブレットに先手を打とうとしたわけだが、おそらくはそのMicrosoftへの配慮からHewlett-Packardは他のタブレット・プラットフォーム版も準備中だということあえて公表しなかった。つまり、Googleの携帯OSであるAndroid向けのバージョンが存在するのだ。
HPはAndroid版のネットブックを昨日発表したが、こちらはキーボードつきだ。HPのAndroid版タブレットを見た情報源によると、見たところはCESにBallmerが持ってきたWin 7版(下の写真参照)とよく似ているという(もしかすると多少小さいかもしれない)。情報源は「あらゆる面でほとんど同一だと思う。違うのはOSだけだ」と語った。
が、コンピュータの場合、OSが違えば天地の違いだ。現在すでにデベロッパーはAndroid携帯用アプリを1万種類以上開発している。加えてNexus Oneの発売開始により、Android OSの普及はさらに加速するだろう。携帯向けのアプリをタブレットに移植するためには多少変更しないければならない点が出てくるだろうが、それほど難しい作業にはなるまい。すでに多数のAndroidタブレットがArchos、Dell、Notion Inkなどから出荷を待っている。HPもこの仲間に加わるようだ。
さてこうしてAndroidタブレットが勢いを増してくるにつれて、Chrome OSはどうなるのかという疑問が強まる。もしかすると、AndroidタブレットはChrome OSのネットブックを市場に出せるようになるまでのつなぎなのかもしれない。
読者はWindows 7版とAndroid版、どちらのHP Slateが欲しいだろうか?
(下のビデオは(HPが発表したWindows版の短いPR用プレビューだ。上の画像もここから取った)。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
