〔この記事の続報(米日付: 100120)があります。〕

位置対応のゲームサービスは今、競争が熾烈だ。話題をさらっているのはFoursquareとGowallaだが、同じくiPhoneアプリケーションのMyTownは、約1か月前に宣伝も騒がれることもなく立ち上がったにもかかわらず、ユーザ数では人気の2者をはるかに超えてしまった。協同ファウンダのKeith Leeによれば、今日(米国時間1/14)現在でこのサービスのユーザ数はおよそ50万だ。話題先行の2者を、大きく引き離している。
MyTownはどうやってそれを成し遂げたのか? 理由はいくつかあるが、主にそれは作者の経歴だ。Leeと、あと二人の協同ファウンダBrian MorrisroeとSam Christiansenは、ゲーム業界で長い。それどころかこの3人は、長年Blizzard Entertainmentで、Diablo、 World of Warcraftなど重要な製品を手がけている。最近彼らは、自分たちの技能を生かした会社を作りたいと考え、Booyah社(MyTownの親会社)を創設し、位置対応のモバイルゲームに取り組んだ。
Leeによれば、MyTownは初め、Booyahの実験的な製品だった。しかしユーザ数の急上昇によってチームは本腰を入れざるをえなくなり、すぐにバージョン2.0を作った。その立ち上げは来週だそうだ。MyTownはユーザ数50万のほかにも、チェックイン数3100万、ユーザが作った位置数210万といった数字を誇っている。今では、毎秒約6回のチェックインがある、とLeeは言う。Foursquareは、毎秒1回だそうだ。
仮想的なお宝やグッズを増やしていくという点では、FoursquareやGowallaと同じだが、MyTownはゲーム的な要素が強い。たとえばMyTownでは仮想通貨を使って実際にお宝を買う。ほかのユーザがそのお宝を有料で借りることもある。Monopolyに似ているが、世界が現実世界だからおもしろいし、レンタルの料金がそのお宝の人気で高下するのもスリルがある。
でも、短期間で大量のユーザを獲得した理由は、もっとほかにある。それはたぶん、Appleがこのアプリケーションを立ち上げからわずか2週間後にフィーチャーしたからだろう。App Storeで人気第7位の無料アプリケーションだったこともある。それ以降Booyahは、口コミ的なマーケティングとクロスプロモーション(他のアプリとの相互乗り入れ広告)に力を入れてきた。Leeによれば、口コミの効果が大きかったという。
BooyahはKleiner PerkinsのiFund…iPhoneアプリ専用のファンド…から資金を得ている。今秋には、さらに$5M(500万ドル)を調達し、資金総額は$10M(1000万ドル)になる予定だ。MyTownはApp Storeのここにある。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
