Google、モバイル広告を(アプリのダウンロードリンクも)デバイス別にターゲット可能に
by Erick Schonfeld on 2010年1月21日

Googleのモバイル広告は位置情報に基づいてターゲットすることができるが、このたびGoogleは、AdWords経由のモバイル広告に新たに2種類のターゲットオプションを追加した。モバイルブラウザーに表示される広告を、デバイスまたはキャリアーでターゲットできるようになった。何種類のデバイスがサポートされているのかは不明だが、広告主は少なくとも、自社の広告がiPhoneだけあるいはAndroid機だけで見えるように指定することができる。

この種のデバイスを持っている人たちが、影響力の強い層を代表していることを踏まえると、モバイル広告キャンペーンの対象をこういう消費者に向けることは理にかなっているかもしれない。キャリアーによるターゲットは、広告主にとってあまり役に立たないと思われるが、恐らくデータが自動的に入手できるので、Googleとして単に使えるようにしているだけだろう。キャリアー固有のプロモーションや、携帯会社がライバルの客を奪おうというのでない限り(たしかに、大きな市場ではあるが)、あまり広告効率を改善することはなさそうだ。

デバイスによるターゲット広告に加えて、Googleでは、モバイルアプリのダウンロード用リンクもデバイスに最適化できるようにした。このためモバイルアプリの広告を出す際、Androidで広告を見た人にはAndroid Marketのダウンロードリンクを、iPhoneの人にはApple Storeのリンクを表示させることが可能になる。Googleは既にAdSenseによるアプリ内コンテキスト連動広告を提供しており、そこには独自のターゲット機能(アプリ、カテゴリー、位置情報、キーワード)がある。新しいモバイルAdWords広告は、モバイルブラウザーでの通常の検索広告のターゲティング効率を改善するものだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20100121iphone-android-admob-81-percent/ アメリカでのスマートフォンのウェブ広告―iPhoneとAndroidで81%に

    [...] この市場は次第にiPhoneとAndroidの一騎打ちの様相を呈してきた。他のプラットフォームのスマートフォンはほとんど問題にならなくなっている。Googleが携帯ウェブ広告のターゲットをこの2つだけに絞っているのも不思議はない。 [...]