無料サーバ管理/監視サービスCloudkickがより詳細な有料バージョンを導入
by Leena Rao on 2010年1月26日

Y Combinatorが育てたCloudkickは、元々は無料のサーバ管理サービスだが、このほど機能の増強とともに有料サービス(後述)の提供を開始し、いわゆるフリーミアム(freemium == free + premium)型のビジネスモデルに転換する。Cloudkickが提供するものは、サーバの状態を示す詳細なグラフと、それらの情報をユーザ側で記録するためのツールだ。Cloudkickのダッシュボードからユーザは、Rackspace Cloud、Amazon EC2、Linode、GoGrid、Slicehost、RimuHosting、VPS.NETなどの上から容易にサーバを加除でき、しかもモニタできるサーバの台数に制限はない。すべてのサーバを一箇所で管理でき、各サーバに識別〜分類用のカラーコードやラベルを付けておくこともできる。

Cloudkickはサーバの生死を調べ、死んでいたらメールでアラーとする。また、帯域などサーバの現用稼働情報を見やすいグラフや表で報告する。つまりユーザは、サーバの稼働スナップショットをビジュアルな形でもらえる。また、Cloudkickを介してサーバにWebからアクセスでき、ブラウザからリモートでコマンドを発行できる…サーバを、ほかの任意のコンピュータから管理できるので便利である。

今回導入された有料サービスでは、サーバの負荷、CPU負荷、帯域、メモリの負荷などをモニタでき、サーバのパフォーマンスやその診断情報を見れる。料金はサーバの台数の応じ月額99ドルから599ドルである。このほか、顧客のニーズに応じた特殊なサービスも提供できる。

サーバの監視と管理のほかにCloudkickが提供しているProvider Directory(無料)を見ると、いろいろなクラウドサービスの料金やハードウェア構成などを比較できる。

前にも書いたが、Cloudkickは複数のクラウドサービスにまたがるサービスの誕生を告げる新しいジャンルのサービスである。うまく使いこなせば企業ユーザは、クラウドへの投資を最適化できる。それに、さまざまなクラウドサービスの比較も容易にできる。Cloudkickには現在3700あまりの登録ユーザがおり、ユーザ数は日に日に増えている。斬新な製品と公正な価格により、Cloudkickは今後のさらなる成長が期待できる。

〔関連記事: [Cloudkickはクラウドを民主化する]〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))