
Facebookはそのメッセージング製品を完全に作り直して、完全なWebメール製品として立ち上げようとしている。その製品に近い筋がそう言っている。それは社内でProject Titanと呼ばれているが、気の早い一部の人たちは、Gmailキラーの出現だとはしゃいでいる。
Facebookのメッセージングは長年、ユーザの悩みのタネだった。私が初めて2008年に書いたFacebookの不満リストでは、早急(さっきゅう)に変えろと書いた。中でも最大の問題点は、古いメールをさっさと消してしまうことだ。しかしすぐには消さないから、インボックスには何千もの未読や既読のメールがたまってしまうのだ。
しかしFacebookとメールとの接続の仕方は、きわめて間接的だった。メールはFacebookにログインしていないときでも、仕事などの重要な連絡手段だから、もっと直接的でないと困る場合がある。
Facebookはときどき、ちょこちょこっとメッセージングを改良した。たとえばメッセージの検索機能を加えたりした。でも抜本的な改良はなく、不便な状態が続いた。
MySpaceでさえも、2008年には老朽化したメッセージングプラットホームを捨てて本物のWebメールサービスを導入した(POPやIMAPのサポートはなかったが)。
しかし今回は、Facebookがまた動き始めた。われわれが聞いている細部情報が正確なら、Project Titan、いや立ち上げ時には正式の名前になるだろうが、それはたくさんのユーザが群がる人気製品になりそうだ。
まず、聞くところによるとPOP/IMAPが完全にサポートされるから、Facebook以外のふつうのメールアカウントにもアクセスできる。ユーザのメールアカウントは、そのユーザの個人名URLを付けた<個人名URL@facebook.com>になる。
メールでは本人のアイデンティティが重要だ。そしてFacebookは、Facebook Connectでもってユーザのアイデンティティの扱いでは先頭を切っている。Facebookによれば、Facebook Connectから毎月6000万の人びとが8万のサードパーティWebサイトにログインしている。
Facebook Connectと個人名URLをベースとして、本格的なWebメール製品を使える…これにはGoogleも震え上がるかもしれない。ほんとにGmailキラーか? そうは思わないが、強力な製品であることは確かだ。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
