
BlippyはTwitterふうのサービスで、ユーザは自分の買い物の内容をここで詳しく公開する。生まれてまだ2か月のスタートアップだが、すでにStephen Colbertが注目している(前向きに)し、今度はAmazonにも注目された(否定的に)。
協同ファウンダのPhilip Kaplanは最初、TWiSTの’番組’でJason Calacanisに、AmazonはBlippyからのアクセスを遮断したと言った。そこで今夜(米国時間2/5深夜)、Kaplanにあらためて、Blippyに対するAmazonの対応について聞いてみた。
彼によれば、AmazonはBlippyをブロックしたのではなく、ただ、ユーザの購買データを取得するのをやめろ、これまで集めたデータをすべて消せ、と言っただけだ。AmazonはKaplanに、シアトルまで来てうちの上層部と話し合えと言った。彼はAmazonの言うことに従って、シアトルへ行き、ユーザデータへのアクセスをやめた。
KaplanはAmazonの問題をそれほど深刻に受け止めていない。いずれはデータへのアクセスができるような合意が得られる、と期待している。彼曰く、“ユーザデータへのアクセスと、それの使い方を決めるのは、あくまでもユーザの権利であり個々のショップの権利ではない。Amazonもいずれは、同じ結論に達するだろうから、われわれは事態を楽観している。”
Kaplanによれば、Blippyがデータを取得しているそのほかの13社は、どこも苦情を言ってない。そして彼は、ユーザが実際にデータの収集をリクエストしてから、Blippyはやっとデータの取得を開始するのだ、と強調した。
Blippyがユーザデータを集める件に関しては、確かに問題はある。ユーザの認証情報もBlippyのサーバに乗るのだから。しかしBlippyは、いずれはAPIを使ってユーザをログインすると言っている。そしてこの点がまさに、AmazonがBlippyに対して抱(いだ)いている懸念だ。
でもAmazonは、Blippyがこれまで集めたデータを消すことに固執して、その理由を説明していない。ユーザはBlippyに許可を与えているし、それどころか、データがBlippyへ行ってもいいと意思表示をしている。しかも、なんといってもそれはユーザのデータだ。Amazonもお利口さんだから、それぐらい分かるだろうに。
推測だが、Amazonがデータを公開したがらないのには理由がある。たとえば彼らは過去に、需要動向を調べるために価格をいろいろ変えてみる、という試みをやったことがある。今それを、またやっているのかもしれない。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
