
今大人気の位置サービスFoursquareのチームが今夜(米国時間2/18)わざわざお時間を割いて、位置情報とプライバシーに関する異例に長い記事を発表した。彼らの言いたいことは: うちはプライバシーをつねに真剣に意識している。だからPlease Rob Meの人たちよ、黙れ。
つまりFoursquareの記事の背後にあるのは、Please Rob Meへの怒りやいらだちだ。この“どうぞ盗みなさい”という皮肉な名前のおふざけサービスは、Foursquareのチェックインをトゥウィートすることの危険性を示す目的で作られた。本誌も、ほかのいくつかのサイトと歩を揃えて、昨日このサービスを取り上げた。あくまでもおふざけではあるが、でもこのサイトは重要な問題提起をしている。
たしかに、FoursquareやGawkerが昨日から主張しているように、ユーザが朝から晩まで外で仕事をしていれば、その間(かん)彼/彼女の部屋が留守であることは、位置情報があろうとなかろうと、ドロボーさんには分かる。でも、しかし、今みたいに、FoursquareがTwitterを組み入れてさえいなかったら、ユーザが自分の住所を頻繁に何千人もの見知らぬ人にお知らせすることはありえないだろう。Twitterに投稿するあらゆるメッセージに、本当は投稿すべきでない情報まで勝手に含まれてしまうから、話がヤヤコシクなってくるのだ。
つまりこういうことだ: Foursquareなんかがあるから空き巣ねらいが起きるんだ、と思う人はいるかな? そんな人はいないよね。もちろんFoursquareが空き巣ねらいをヘルプすることが絶対ないとは言い切れないが、Foursquareのせいで犯行が急増することはありえない。問題は、閉じた対称的なネットワーク(Foursquare)を、オープンで非対称なネットワーク(Twitter)に…安易に…結びつけるところから、位置情報サービスの危険性が生じてしまう、という点にある。でも、これが話題になったことは、これまでなかった。
Foursquareでは、Facebookなどと同じく、ユーザがフォロワーを明示的に指定する(そして自分もその人のフォロワーになる)。しかしTwitterでは、許可なくだれもがフォロワーになれる(ロックされてないアカウントの場合)。だからFoursquareのチェックインをトゥウィートすると…それを自動化している人さえいるが…、Foursquareが非対称ネットワークになってしまう。そして、そのことを自覚せずにやってる人もいるだろう。非対称ネットワークのほうが、フレンドやフォロワーを得やすいからね。
Facebookもきっと今、位置サービスの導入に備えてこの問題を検討しているはずだ。Facebookも基本的には対称ネットワークだが、最近の変更によって非対称な性格も持ちはじめた。そんなFacebookが、4億を超えるユーザに、どうやって位置情報サービスを提供するのか。興味深いと同時に、怖いとも言えるね。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
