携帯電話をとりまく世界が急速に進化してきている。ハードウェアおよびソフトウェアの両面での進歩、大量のアプリケーションの投入、高速ネットワークの普及などに加え、新たに位置情報サービスも普及し始めており、2014年までには$12.7B(127億ドル)の経済規模に成長する見通しだとのことだ。この予測はリリースされたばかりのJuniper Researchによるレポートのもの。
携帯位置情報サービス(Mobile Location Based Service : MLBS)は2000年から2007年の間には注目されつつもサービスが軌道に乗ることはなかったが、携帯電話のUIが進化して多種多様なアプリケーションが投入されるようになり、これによってサービスプロバイダの側もさまざまな位置情報サービスを提供するようになってきている。
利用者は極東の中国でここ数年のうちに急増することとなるだろうが、収益基盤を構築するのは西欧諸国になるだろうとの予測もJuniperのレポートに記されている。
アプリケーションストア等で販売されるアプリケーションだけでなく、そうしたアプリケーションに組み込まれるモバイル広告も収益源として期待されている。レポートによれば、今後5年のうちにMLBS関連の広告が一定のシェアを確立するだろうとのこと。
レポート執筆者のひとりであるDr. Windsor Holdenの言葉を引いておく。
位置情報関連アプリケーションには、メーカーや小売業者も非常に大きな関心を寄せている。こうしたサービスを通じて企業は消費者に製品に関する情報提供を行いながら、直接自社製品を扱う販売店に足を向けさせることができるようになるのだ。こういったサービスでモバイルクーポンや割引券の提供を行うことにより、消費者に対しての情報提供および購入インセンティブを与えることができるようになる。これは消費者にとっても非常に魅力的なサービスとなる。
Google、Facebook、あるいはNokiaなどの巨大企業のみでなく、Foursquare、Gowalla、aka-aki、Loopt、Rummbleなど膨大な数のスタートアップも、この分野に大きな期待を寄せている。
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(翻訳:Maeda, H)
