Yelpがまたまた強請(ゆすり)で訴えられる, CEOは無意味な訴訟と一蹴
by Jason Kincaid on 2010年3月5日

先週本誌は、ロサンゼルスで起こされたYelpに対する“計画的な強請(ゆすり)行為”の訴訟を報じた。そして今日(米国時間3/4)同社は、サンディエゴ郡のD’ames Day Spaから、第二の同様の訴訟を起こされた。今度は、広告を載せることを断ったらYelpは肯定的なリビューの多くを削除した、というのだ。YelpのCEO Jeremy Stoppelmanが先ほど、Different Day, Different Lawyer, Same Meritless Claim: A Classic Race to the Courthouse〔仮訳: またまた無意味な訴訟〕と題するブログ記事で、今度の訴訟をこき下ろした。訴状を下に埋め込んだが、これはThe Next Webが同サイトに載せたものである。

訴訟は、Day Spaに関する肯定的なリビュー14のうちの13をYelpが削除したと申し立てている。しかしStoppelmanのブログ記事によると、それらの肯定リビューは‘さくら’(or‘やらせ’)であり、Spaもそのことを認めた。Yelpは企業に対して、さくらをやらないよう何度も指導している。訴状でも、Spaはさくら行為を認めている:

2009年の8月ごろ、LaPauskyがGROUPONに、彼女の事業であるD’ames Day Spaの大量メールマーケティングによる販売促進を依頼した。GROUPONの担当者はLaPauskyに、彼女の事業に対するGROUPONのマーケティングキャンペーンには、オンラインのリビューやコメントの増加が必要であると告げた。

LaPauskyは顧客たちに対して、D’ames Day Spaの感想をYelp.comに投稿するよう頼むことを開始した。すると短期間でYelp上のD’ames Day Spaのリビューは合計14通に達し、その多くがきわめて肯定的で詳細だった。”

Stoppelmanは、これは時流に便乗しようとする弁護士たちの“人まね訴訟”だ、とも書いている。Stoppelmanの原文は:

このような物まね訴訟は‘法廷競馬(race to the courthouse)’とも呼ばれる。原告が馬、騎手が弁護士だ。彼らは、高額の訴訟費用を目指して争い、なるべく有利な位置に付けるために、早い者勝ちで訴訟を起こそうとする。

だから、前にも言ったように、こういういい加減な訴訟の第二弾が現れても、不思議ではないのである。当然予期すべきだった、と言うべきか。

しかしこれらの訴訟は、どれもこれも、何の効果もないし何の価値もない。弊社は断固戦って、必ず勝つと信じている。

ただし、Yelpの上のリビューがさくらであると認められても、必ず原告敗訴になるとはかぎらない。原告は、広告と引き換えにYelpがこれらの詐欺的なリビューを見逃すと約束したとか、広告を断ったらまたさらにリビューを削除した、などと申し立てるかもしれない。

アップデート: Yelpは、金によるリビューの操作を企業に持ちかけたことはない、と言っている:

“端的に言って、Yelpは金銭と引き換えに否定的なリビューの隠蔽や削除をしたことはないし、弊社の営業がそんな話を持ち出すこともない。さらにYelpは、企業が広告を出している/出していないによってリビューのコンテンツの扱いを変えることはない。広告主は広告と拡張リストに対して支払うのであり、それ以外の特典等はない。企業が広告を断っても、それに対する罰のような待遇はない。”

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20100317complaints-against-yelps-extortion-practices-grow-louder/ Yelpに対する“強請(ゆすり)”訴訟, 原告がぞろぞろ増える

    [...] Day Spaから、広告を断ったら肯定的なリビューの多くを削除されたとして訴訟された。さらにその前の週には、2つの法律事務所、マイアミのBeck & [...]