
Kwedit、この画期的で突如賛否両論の嵐を呼び起こした、仮想グッズ用の支払いプラットホーム*が、初期のデータの一部を公開した。〔*: “クレジット”を駄洒落た“クウェジット”(前半はアヒルの鳴き声)がサイト名である。〕
このサービスは、ユーザがクレジットカードを使って払う代わりに、あとで払うという約束をしてFarmvilleなどのソーシャルゲームの仮想通貨を手に入れる。法的拘束力のある約束ではないが、自分の信用を高めてもっと多くの仮想通貨を得たいというユーザが多いから、払うことにインセンティブがある。ユーザは主に、先払い郵便やコンビニなどで実際の支払いをする。
このサービスが立ち上がったときは、約束の何パーセントが実際に支払われるか、誰にも分からなかった。しかしいずれにしてもゲームサイトにとっては売上が増えるはずであり、しかもゲームの仮想グッズや仮想通貨という製品はコストがほとんどゼロだから、文句はない。しかし立ち上げから2か月近く経った今、同社によれば実支払い率は25.9%だ。これがクレジット会社なら、とっくに破産している数字だ。
でも、ゲームサイトにとっては、25.9%は思わずよだれが滝のように流れ出そうな数字だ。Kweditまたはそのどこかのパートナーが、そのうち実際の売上高を公表してくれるとおもしろいのだが。そもそも今現在、ゲームサイトはユーザの1〜3%からしか売上を得ていない。Kwedit方式で払うユーザがほんの数%でも増えて、さらにその25.9%が実支払いをするなら、ゲームの売上はあっさりと倍増またはそれ以上になる。
これが大騒ぎの議論を巻き起こしたのは、Colbertが揶揄したからであり、それにHuffington PostやCBSが食いついたからだ。CBSは、もろに、“有毒だ”という言葉を使った。
ファウンダのDanny Shaderが、それらに対する長い反論を述べているが、要約すると「批判は馬鹿げている」だ。中には競合他社からの批判もある(Huffington Postの記事を書いたのは、Visaのカードを10代の子どもたちに宣伝している会社のCEOだが、そのことを隠している)。CBSの記事の筆者は、このサービスをよく理解していないようだし、しかも親の不安を煽ることが目的のようだった。
ソーシャルゲームで本当におそろしいのは、Scamville(詐欺師村)と呼ばれるナンセンスだ。ティーンや‘アラティーン’たちが一見おいしそうな会員制度にひっかかって、親のケータイの料金やクレジットカードの支払いがはね上がる。Kweditは、そういうものとはまったく無縁だ。それはソーシャルゲームが収益を得るための、非常にうまくできた方法であり、しかも何十年ぶりに現れた本当に革新的な支払いサービスなのだ。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
