
近頃ではURL短縮サービスなしのウェブは想像もできないほどになっている。好むと好まざるとに関わらず、このサービスがウェブ界にしっかり根を下ろしたのは間違いない。そこで疑問はこうだ。bit.ly、TinyURL、Goo.glなどのサービスのスピードと稼働率は実際どんなものなのだろう?
オランダのスタートアップ、WatchMouseはまさにこの疑問に答えようと、主要なURL短縮サービス 14種類を1ヶ月間モニタしてパフォーマンスとダウンタイムを調査した。
その結果、全体としてパフォーマンスはあまり良くないことがわかった。URL短縮サービスは事実、ページの読み込み速度をかなり大きく落としていた。上に掲載したグラフにあるとおり、多くのURL短縮サービスは0.5秒からフルに1秒程度、ページの読み込みを遅くしている。
この計測にあたってWatchMouseは各URL短縮サービスに5分毎にアクセスしてチェックした(アクセス元は世界各地に用意)。計測したのはリダイレクトに要する時間のみで、ターゲットのページが実際にロードされる時間は含まれていない。
Pingdomも2009年8月に、URL短縮サービスのスピードと信頼性について似たような調査を行ったことがある。ただし、この時の調査の対象は独立の短縮サービスだけで、Microsoft、Facebook、Googleが運営しているサービスは対象に入っていなかった。
今回の調査をみると、GoogleのGoo.glとYouTu.beの短縮サービスは極めて成績がよい。しかしそれでもページのリダイレクトに約3分の1秒かかっている。毎日膨大な数のアドレスが短縮されていることを考えれば、遅れのトータルはバカにならない時間になる。
WatchMouseによれば、FacebookのFB.meがダントツに最悪のパフォーマンスだった。リンクをクリックしてから対象ページの読み込みが始まるまでになんと平均2秒もかかっている。
もう一つ興味ある発見は、ネームサーバーの国際化対応が最適化されていない短縮サービスがあることだった。一部のサービスでは目的のウェブページのIPアドレスを解決するためだけで0.5秒もかかっていた。
稼働率に関してはほとんどのサービスがまずまずの範囲に収まっていた。調査対象の14サービスの中で最下位はsnurl.comで、アップタイムは98%弱だった。Facebookのfb.meは下から3番目で、99.5%だった。あまり良好な成績とはいえないだろう。
いずれにせよ、短縮サービスにはいま一段のスピードアップが望まれる。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
