Googleの中国撤退をうけ、「百度」の株価は初めて$600超え
by Robin Wauters on 2010年3月25日

Baiduの株主たちはGoogleの撤退を大喜びで迎えていることだろう。中国の検索サービスであるBaiduの株価は、2005年8月に米国の公開市場へ上場以来の最高値を更新し、一株あたり$600を超えて取り引きされている。

ご存じない方のために背景を説明しておくと、Googleは先日中国での検索サービスを打ち切った。これは広く報道された2009年12月の発生したサイバーアタックを受けてのものだ。

こうした中、投資ファームのKaufman BrothersがBaidu株評価をholdからbuyに引き上げ、目標株価を$690に設定した。これはGoogleの失うであろう市場シェアをBaiduが本国で獲得することになるだろうという見通しによるものだ。この発表を受けてBaiduの株価は急騰した。

ここ3ヶ月における株価の動きを見てみれば、株価の急騰具合がよりよく分かる。今年の最低価格は$386.5(2010年1月12日)で、直近の株価は$606を超えている。昨年の公開以来3倍の伸びを示しており、現在の時価総額は$21.1B(211憶ドル)に達している。

比較のために記しておけば、BaiduはYahooの時価総額は$22.5B(225憶ドル)に迫っているが、Googleの$172B(1720憶ドル)には距離のある状態だ。

また、Baiduの報告によると2009年第4四半期の利益は48.2%伸びて4憶2790万元(約$62.7B)と急成長を遂げた。これは一株あたり$1.80となる。

株価上昇の原因を100%Googleの撤退に帰することはできない。Googleが中国でのサービスを停止する予定だと発表する前に、Baiduは既に中国内市場シェアを倍に伸ばしていた。Baiduは今や世界第3位の規模を誇る検索エンジンとなっているのだ。Baiduはまた巨大オンラインショッピングモールの構築に$50M(5000万ドル)を共同出資しており、中国における新興オンラインビデオ企業にもまた$50M(5000万ドル)を出資している。検索サービス以外の業務も拡充中というわけだ。

とは言ってもBaiduがGoogleの中国撤退によって利益を得ることには間違いあるまい。

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(翻訳:Maeda, H)