
先週は、チェックイン疲れについて書いた。今、位置対応アプリが騒がしくもてはやされていて、とくに、居る場所を“チェックイン”するやつが人気だが、ぼくがSXSWで体験したように、アプリケーションを全部使おうとするとたいへんだ。一つだけにすればいいって? でも、友人全員がそのアプリを使ってる保証はないからね。というわけで今回、Brightkiteの連中がいい方法を考えついた。
Check.inは、同時に複数のサービスでチェックインできるアプリケーションだ。別の言い方をすれば、“一回のチェックインですべてに伝わる”というわけ。SXSWでデモしていたが(そのビデオがCrunchGearに載った)、実際に使わせてくれたのは今日(米国時間3/25)が初めてだ。いや、デモを見るより実際に使うほうが、何百倍もすばらしいよ。
それは何をどうやるのか? さよう、今のところはモバイルのWebアプリケーションだ。今後はいろんな機種のネイティブアプリを出す予定だが、とりあえず手っ取り早いのは、HTML5の位置機能をサポートしているブラウザのあるケータイ(iPhoneとAndroid)向けにWebアプリを提供することだ。ブラウザでそのアプリにアクセスすると、まず、ユーザの位置情報を取り出してもいいか、と許可を求める。そして数秒後に、今ユーザが居る場所の近くにあるとおぼしき施設やお店などのリストを表示する。そのどれかをクリックすると、それに対応する各サービスの施設/お店情報を見つける(よく分からない場合はユーザに確認を求める…確認はワンクリックだから、そんなにかったるくはない)。次にチェックインページが表示されて、そこにメッセージを置くこともできる(そのメッセージも各サービスに送られる)。すべてOKなら、チェックインボタンを叩く。それで終わりだ。
現在Check.inが対応しているのは3つのサービス: Brightkite(当たり前)とFoursquareとGowallaだ。でも、Gowallaの公式APIは、読み出しだけで書き込み〜送信ができないから、Check.inは“隠れAPIを見つけて使う”というハッカー的な方法を採らざるを得なかった。今後は、Gowallaのサポートを外す可能性もある。いずれにしてもCheck.inとしては、チェックインAPIを提供しているサービスをどんどんサポートしていきたいと願っている。
Check.inを使うと、どんだけ時間の節約ができるか? 今のところはたった3つのサービスだから、わずか数分というところだ。でも、各サービスでチェックインをするためには、それを開くだけでなく、友人のデータや位置データの取得をチェックインする前にやらなければならない。Check.inは友人云々の部分を省いて位置のロードを全部同時にやってしまうから、そのぶん速いのだ。
今後すべてのサービスがチェックインAPIを公開するようになったら、Check.inはチェックイン疲れに対する完全な予防策になるだろう。でも、驚いてはいけない、Facebookのような大手も、同じことを考えているのだ。
Check.inはもうすぐ、ベータで立ち上がる。

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
