ぼくにメールを読んでほしいの?, じゃあ金を払いな–インボックス地獄を解消する珍サービス
by Michael Arrington on 2010年3月30日

メールのインボックス(受信箱、受信トレイ)は普遍的な嫌われものだ。なんとかしてくれ、と起業家たちにお願いしたこともある。今のところ、何のアイデアもないけどね。

このたび登場したAttention Auctionというサービスも、救世主ではない。しかし、何かの始まりではある。

メールの送信者が、受信者がそれを読むことを競るのだ。メールを読んでもらいたい人のインボックスに、どれだけのメールが、どれだけの額の競り値で並んでいるかを見る。それから、自分のメッセージに競り値を付けて列に加わる。メッセージがなかなか読んでもらえなかったら、競り値を上げて列の前のほうへ行ってもいい。受信者のインボックスは、競り値の高い順にソートされている。メッセージを開くと、支払いを受ける。

このような方式は、インボックスを悪夢から朝のコーヒー代の稼ぎ場に変える。それは受信メールのやたら多い人にとって便利なだけでなく、広告主たちがスパム的でない方法でメッセージを届けることもできる。受信者のプロフィール情報が分かれば広告のターゲットを絞れるから、それほど無駄な出費にはならない。

そう、これに似た方法は前にも試行されたことがある。いちばん有名なのは1999年のAllAdvantageで、オンラインの広告を見たユーザにお金を払った。Etherはユーザがかかってくるセールスの電話に課金できたが、それはほとんど普及しなかった。今回のAttention Auctionも、最終的には彼らと同じ運命だろう。バグが多くて、ときどきしかまともに動作しないから、安心して使えない。でも、考え方そのものは、いいね。GmailのようなWebメールに直接組み込まれたら、相当実用性があるだろう。

いかがかな、Googleさん? メールを読んでもらうことに対して金を払わせるって、いいんじゃない? その何パーセントかは、Googleさんがいただいてもいい。いや、やりそうなのはGoogleよりもAOLかな。今AOLは、メールについて何かおもしろいことを考えてるらしいから。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))