製品がリリースされてまだ間もない時期だが、App Storeの分析サービスを行っているDistimoがiPad用アプリケーションに関するデータを分析して結果を発表している。さらに各カテゴリでiPad用としてのみリリースされているアプリケーションをチェックしてiPhoneアプリケーションのケースと比較対象も行っている。
Distimoが調査対象としたのは4月6日現在における2,385本のiPad用アプリケーションだ。これは4月4日のレポートでMobclixが調査対象とした3,000本以上と比較すると少ない数値となっている。おそらくMobclixはiPhoneおよびiPadの双方で使えるアプリケーションもカウントしているということなのだろう。Distimoの方はiPad専用アプリケーションを調査対象としている。数値的にはこの計算で合っていると思う(計算方法についてはMobclixに問い合わせてもいる)。
調査した2,385本のiPad専用アプリケーションで、Gamesカテゴリに入るものが他を引き離して多く、833本(35%)を数えた。続くのはEntertainmentカテゴリに属するもので260本(11%)、そしてEducationが205本(8.6%)となっている。比較的登録数が少ないジャンルとしてはWeather(17本)、Navigation(18本)、またちょっと意外な感じだがFinanceも少なく21本となっている。

デバイス間での違いをみてみよう。iPhoneではiPadに比べて、GamesとEntertainmentアプリケーションの比率がより高いようだ。人気アプリケーションの70%がどちらかのカテゴリに分類されている。iPadではその率は40%となっている。但し、iPhone用としては現在150,000本が登録されており、2,400本未満のiPadアプリケーションと比べるときには少々配慮も必要かもしれない。
但し、そうは言ってもGameないしEntertainment分野のアプリケーションが、双方で人気ジャンルであることは間違いない。両デバイスとも高品質なタッチスクリーンを備えており、プロセッサーもパワフルだ。各種コンテンツを楽しむのにも向いているが、子供用の単純なゲームから、スキルを必要とする複雑なゲームまでも楽しむことができるようになっている。ただiPadや、今後登場が見込まれるタブレットコンピュータがノートパソコンに置き換わっていくかと言えば、個人的にはそうは考えていない。
尚、Business、Productivity、およびNewsカテゴリでも両デバイス間で大きな差が生じているようだ。

アプリケーションの価格について見てみよう。
DistimoによればiPadアプリケーションのうち83%が有料となっている。iPhoneでは全体の73%が有料アプリケーションになっている。この状態が今後どのように変化するか注目していきたいと考えているが、おそらくは両者とも無料アプリケーションが25%、有料アプリケーションが75%といった比率に落ち着くものと考えている。
尚、iPad専用有料アプリケーションの平均価格は$3.61で、iPhone専用有料アプリケーションの平均価格は$3.55となっている。

Medicalのジャンルに入るアプリケーションが、双方ともに最も高額となっている(iPadでは平均$9.39でiPhoneでは$10.73)。尚、iPad版ではEducation($9.10)、Helthcare & Fitness($4.41)、Music($6.86)、およびSports($4.95)といったジャンルのアプリケーションがiPhoneに比較して高額となっている。
それとは逆にBooksカテゴリではiPadの方がiPhoneより安価になっている。iPadでiBookstoreが簡単に利用できるようになっているからだろう。

とりあえず、カテゴリ間の価格差についてiPad利用者がどのような反応を示すのかを見守っていきたい。結論めいたことを言うのは、その後で良いだろう。
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(翻訳:Maeda, H)
