デベロッパー向けのコンピューティングサービスと聞いて最初に思い浮かぶのは、おそらく圧倒的に人気のあるAmazonのAWSだろう。AWSはS3(ストレージ)とEC2(処理)から成る。Googleには自前のコンピューティングサービス ― Google App Engine ― があり、検索の巨人はこれを大きく伸ばそうと機会を覗っている。今日(米国時間4/12)午後Google本社で行われた討論会で、Google Enterpriseのプレジデント Dave Girouardが、Googleはデベロッパー向けにクラウド上の付加価値サービスを増やしていくことを検討していると語り、これをほのめかした。
これは何を意味するのだろうか。Googleはオンラインストレージのように日用品化されたサービスの拡大を続けたくない。その先を行くものとして、これまでデベロッパーがアクセスできなかったGoogleテクノロジーを利用できるサービスを提供しようというのだ。討論会で話題に上がった例の一つは、Googleの自動翻訳機能をデベロッパーに開放するもので、メールやウェブページをかなりの精度でほぼ瞬時に翻訳できるようになる。
この会で話に出たのはここまでだが、Googleがほかにもさまざまな付加価値サービスを検討しているという話を本誌は聞いている。オンラインビデオエンコードのサービス化や位置情報サービスに特化したものなどがあるらしい。
Googleはどの機能を提供するか未だに決定していないようで、そのタイムテーブルはわかっていない。しかし近いうちに追加情報が発表されることはまず間違いない(Google I/Oカンファレンスまであと1ヵ月少々だ)。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
