
ロイター通信のアジア方面の特派員からの情報を元に書かれた記事によると、スマートフォンのメーカーHTCは諸数値を検討した結果、Palmの買収に乗り出さないことに決めた。案件の内部に詳しいと思われるその情報によれば、”買収によって今後十分なシナジーが得られない”と判断されたようだ。
これによって、一連のスマートフォン新製品の販売努力を続けていたPalmは、急速に次の打つ手を失った。
Bloombergの4月12日の記事は、このPreとPixiのメーカーがGoldman SachsとFrank QuattroneのQatalyst Partnersを頼って買い手を探していると報じた。HTCによる買収は多くの業界筋から、理想の縁組みと言われていた。
ロイターの記事が事実なら、それはPalmにとって悪い知らせだ。CEOで元Apple役員のJon Rubinsteinはマスコミに対して、看板商品であるハンドセットの売上が芳しくなくても独立企業として存続できると語っていた。それは、オペレーティングシステムwebOSを他のスマートフォンメーカーに、彼らのデバイス用にライセンスするという前提での話だ。
しかもPalmのソフトウェアとサービス部門のトップは同社を去り、Twitterに新天地を求めた。Palmはますます、沈み行く船に見えてくる。
こうなると、webOSのために同社が新たに作ったキャッチコピーが皮肉に聞こえる: “光陰矢のごとし, 一寸を軽んじる者は百里を失う”(“Life moves fast. Don’t miss a thing.”)。
今朝(米国時間4/23)のロイターの記事によると、HTCがどうやら断り、Huaweiが早期に下(お)りた今、この不運なスマートフォンとソフトウェアのメーカー企業に関心を示すかもしれない、そのほかの唯一のアジア系有力買い手候補はLenovoだ。この世界第四位のPCメーカーには、同社のWebサイトによると、2009年の末時点で$2.4B(24億ドル)のキャッシュがある。
過去に業界のアナリストたちが挙げたそのほかの買い手候補には、Dell、ZTE、HP、Acer、Nokiaなどがいる。
しかし、最有力候補が数値に不満だと言うのなら、一体ほかにどこが、満足するだろうか?
(ありがとう、NeverKnowTech。)
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
