
Federal Trade Commission(連邦取引委員会, FTC)は明日の会議で、懸案のGoogle-Admob買収案件の可否を決める、ブリーフィングに出た情報筋がそう言ってる。この$750M(7億5000万ドル)の買収が発表されたのは、2009年の11月だった。
FTCはこの事案をとくに重視し、一方Googleは承認を求めて活発に陳情活動を展開してきた。今週初めのWall Street Journalの記事によると、FTC は不承認に傾いているようだ: “FTCの委員たちからの取材では、委員会はGoogleがAdMobを$750Mで買収するという案件を、モバイルのアプリケーション内広告を扱う大手企業が今の3社から2社に減ってしまうことを根拠に却下する意向のようである…” 。
しかしこれまでは、FTCがいつその裁定を下すのかが不明だった。本誌の情報筋によると、それが明日(米国時間5/5)に決定し、Googleはその裁定と法廷で戦う準備を進めている。
この買収案件は、FTCが取り上げること自体異常だ。本誌が取材した業界人の多くは、Apple、Yahooなどの強力な競合他社が存在する以上、この合併には何の脅威もないと見ている。2008年のGoogle/Yahooの検索をめぐる買収案件は、検索市場における競争を阻害したかもしれないが、Google/Admobの場合、買収がモバイル広告におけるイノベーションや公正な競争を妨げることはあり得ない。
AdMobと直接競合する4INFOが今年初め、買収を支持する書簡をFTCにわざわざ送ったのも、そのためだろう。この買収は、モバイル広告を扱う企業にとって、全然平気なのだ。FTCは、ワシントンの政治力学だけでなく、このことも考慮に入れたうえで決定すべきだろう。モバイル広告のイノベーションと競争を封殺する企業があるとすれば、それはAppleだ。しかしそのAppleにも、政府が介入すべきではない。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
