ZyngaがFacebookとの戦争で大砲Zynga Liveを布陣–30%の冥加金からも解放か
by Michael Arrington on 2010年5月8日

複数の情報筋によると、Facebookと、その最大のゲームパートナーZyngaの仲は、これまでになく険悪だ。今両者は極度の緊張関係にある、と言う人もいる。

フラストレーションの原因の一部は、昨年のメッセージングに対する制限だが、もっと大きな原因は、Facebookが今では、Zyngaなどに対してFacebook Creditsを唯一の支払いプラットホームとして使用を強制していることだ。それのFacebookの取り分は30%と大きく、Zyngaのような大手パブリッシャーは、そんなのは暴力団が商店などから取る冥加金以外の何ものでもない、と思っている。

しかも、情報筋によるとFacebookは、Zyngaが今後も長期的に、主にFacebookの上だけで商売を続けるよう説得しているそうだ。その交渉の一環としてFacebookは、Farmvilleなどのゲームの通知機能を遮断するなどの‘いじめ’をやっている。そしてFacebookは、これも複数の情報筋によると、Zyngaのゲームの一部を閉鎖すると脅している。

Zyngaは、万一の破局に備えて、Facebookと距離を置き始めた。たとえば、FarmvilleをFarmville.comで立ち上げることだ。また、ユーザのメールアドレスをたくさん集めて、多くのユーザにFacebook離れをうながすつもりのようだ。

本誌が確認したところによると、木曜日(米国時間5/6)の午後5時にZyngaのCEO Mark Pincusが全社会議を招集して、社員たちに、Facebookと決裂するかもしれないからその準備が必要になるだろう、と述べた。以下の、匿名氏からのメール(偽物ではない)も、それを確認させてくれる。

Pincusは昨日の夕方5時のZyngaにおける会議で、ZyngaはZynga Liveという名前のソーシャルゲームネットワークをこれから立ち上げる、と発表した。FacebookとZyngaはFacebook Creditsについて交渉してきたが、その交渉は最悪の状態になっている。その交渉の過程でFacebookはZyngaのフィードを遮断し、ゲームを閉鎖すると脅した。その過程でZyngaは、Facebookを完全に去る、今後数週間でそのための準備をする、と脅した。

Zyngaが実際にFacebookから撤退しても、ユーザはFacebookのOpen Graphや、Twitterのサードパーティソリューション、あるいはMySpaceなどからログインできるのだろう。しかしZyngaは、自分のプラットホームを自分で完全にコントロールし、Facebookに30%の手数料をぼられずにすむようになる。

それは、いつのことなのか? ある情報筋は、”明日かもしれないし、半年後かもしれない”、と言った。

Zyngaはこの記事に対してノーコメントだった。Facebookにも、確認を求めている。

アップデート: Facebookの声明文: “弊社は大手デベロッパの方々とつねに会話していますが、具体的な内容について申し上げることはありません。しかし一般的には、弊社のプライオリティはFacebookユーザの経験の良質化と、Facebookプラットホーム上のすべてのデベロッパに意義深い機会を提供できるための革新的で動的な環境を育成することにあります”

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[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • http://realtimeweb.jp/archives/4426 今週の押さえておきたいソーシャルメディア関連ニュース(5/17) | リアルタイムウェブ.jp

    [...] Zyngaの伸びが弱まったという話(そしてFacebookと喧嘩)。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20100518facebook-and-zynga-enter-into-five-year-partnership-expand-use-of-facebook-credits/ FacebookとZyngaが5年間のパートナー契約、Facebookポイントの利用を拡大

    [...] もう一つ、この発表で興味深いのが、Zyngaがバーチャル通貨Facebookポイント(Facebook Credit)の利用を拡大することだ。ZyngaとFacebookはつい最近、Facebookポイントの方針に関して論争を演じたところだ。唯一の支払いプラットホームとして、Facebookはバプリッシャーの収益の30%を徴収している(Facebookの標準的マージン)。Zyngaは当然Facebookの取り分を下げるよう交渉していた。2社間の交渉は「緊迫」し、FacebookはZyngaの全ゲームを閉鎖させると脅したこともあったと本誌情報源は言う。新しい契約の概要や、果たしてZyngaがFacebookの取り分を減らすことができたのかどうかは不明だが、Zyngaがバーチャルグッズにおける金の成る木であることを考えると、新パートナー契約によってFacebookが収益を増やすことは間違いない。ある情報筋によると、Zyngaは何らかの特権を勝ち取ることに成功し、この契約に満足しているとのこと。 [...]