
Facebookは先月から、いくつかのゲーム開発者に限定して新たな支払い方式を実験中だ。その方式とは、何かを購入する見返りとしてFacebook内で流通するFacebook Creditsを提供する「オファー方式」と呼ばれるものだ。そしてFacebookは、この方式の試行範囲を広げることにしたようだ。今朝Facebookのアプリケーションページの「Get More Credits」をクリックすると、「Earn for free by shopping」という新しいオプションが表示されるようになっていた。選んでみるとオファープロバイダーのTrialPayを使って提供される38の「オファー」が表示された。
内容を見ると、Facebookがオファー形式をゲーム以外にも広げたことがわかる。Facebookにも確認したところ、この方式を他の用途にも広げてはどうかとテストしているところだとのことだった。但し現在のところは一部の利用者に対してのみ表示しているらしい。
Facebookの実装するこの「オファー形式」とは、直接購入することなくFacebookの仮想通貨を入手するものだ。たとえばNetflixに登録すると220 Facebook Creditsを手に入れることができる。あるいはGrouponの最新共同購入に参加すると85 Facebook Creditsが手に入る。この「オファー形式」はアプリケーション開発者の間でも非常に人気を集めている。
但しこの「オファー形式」は、少なくともこれまではFacebookにとって少々やっかいなものでもあった。今はFacebook自身が参入しているわけだが、これまではサードパーティーが自由に手がけてきた仕組みだ。中には怪しげな販売元からの無用な商品を売りつけようとするものもあった。その問題については、TechCrunchでも詐欺まがいが蔓延―ソーシャル・ゲームの邪悪のエコシステムは放っておけないという記事を筆頭に20以上の記事を掲載してきた。その後、Facebookは悪徳業者を排して、Facebookの中で詐欺まがいの商法がまかり通ることのないように調整を行った。
流行となった「オファー形式」を完全に禁止するには、すでにこの仕組に基づいて巨額が動くようになってしまっているということもある。そこでFacebookはTrialPayとPeanut Labsと共同して、すべて信頼できる業者からの取り引きのみを扱うオフィシャルプロモーションを行うようになったというわけだ

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(翻訳:Maeda, H)
