HTC EVO 4G(Sprint)に関して本誌では、2人のライターがリビューを書いているが、MG(Siegler)とぼく(Matt Burns)とでは立場が違う。ぼくはBlackBerryと結婚していて、ときどきDroidとつきあう程度だが、MGはiPhoneの熱烈なファンだと自分でも認めている。しかしこの2人が、EVO 4Gについては同じ結論に達した: 電池の寿命が短すぎる! 明らかに電池寿命が超短いのだが、でもそれは今のところ、高機能なAndroid携帯電話に共通する問題だ。その点では、EVO 4GとIncredibleは同じだ。1ギガヘルツのSnapdragon CPUのおかげですべての機能が快調に動くが、電池がなくなるのも早い。しかしそれは、CPUのせいではない。Androidのユーザは、2008年のG1(初のAndroid機)のころから、この問題に耐えてきた。電池寿命という問題がいまだに未解決なのは残念だが*、とにかく当分のあいだは、ユーザはいろいろ工夫と努力をしながら、最新の高性能機を使わざるをえない。〔*: 参考記事: HTCのCEO曰く「そのうち携帯電話は電池不要になる」。〕
ぼくが書いたEVO 4Gのリビュー記事のコメントを、すべて丁寧に読んでみたが、どうやら、ぼくの使い方が間違っていたわけでも、また、電池寿命を延ばす奇蹟のウラワザがあるわけでもなさそうだ。しかしそれでも、細かい工夫をいろいろやることによって、電池の寿命を約12時間から14時間30分に延ばすことはできた…3G以外のすべての機能をoffにすれば、それだけの寿命を稼げる。工夫といっても、やさしいものばかりだが、Androidの多様なおもしろい機能…楽しいウィジェット、高度なワイヤレス接続、自動設定など…を全部眠らせるのだから、ちょっと残念だ。
電話機の設定
- HTCの大型ウィジェット(ブックマーク、FriendStreamなど)を使わない
- ウィジェットのアニメーションをoffにする
- 背景を、動きのない静的な画像にする
- 輝度自動調整をoffにする, バックライトを10%に
- 表示タイムアウトをデフォルトの1分から15秒にする
- WiFiとGPSと4Gは必要になるまでoffにしておく
アプリケーション
Advanced Task Killer
- 異論は多々あると思うが、ATKはインストールすべきだ。それがないと、Sprintが突然ランダムに起動するアプリケーション…Sprint Navigation、Sprint TV、Nascarのアプリなど…を殺す方法がほかにない。さらに、カメラなどもATKのようなタスクキラーがないとoffにできない。AndroidのベースOSであるLinuxは、効率的なタスク管理で定評があるが、要らないタスクを殺して電池寿命を少しでも延ばすことは、人間が手作業でやるしかない。
SetCPU
- このアプリケーションを使ってCPUの設定を変えられる。オーバクロックにして電池寿命を縮めることもできるし、逆に、電話機がアイドルのときにはダウンクロックさせることもできる。ただしそれをやるには、システムのrootユーザになる必要がある。
そのほかの工夫
この方法は、ぼくにとっては有効だったが、全然変わらないという人もいる。Android携帯は、GSM信号のないところでもGSMを探すデフォルト設定になっているようだが、CDMAのみに設定すれば数サイクル(CPUの)を節約できる。やり方は簡単だから、試してみて効果がなければ、あるいは問題があれば、元に戻せばいい。
サードパーティの電池にはご注意を
この問題については前にも書いたが、ここでもう一度書こう。サードパーティの電池は、”公認”(official)と明記されていても寿命の短いものがある。OEMの電池はだいたい表記どおりのmAhだが、そのほかのベンダのはそれに達しないものが多い。電池には注意しよう。そのうち、あちこちのフォーラムなどに、良い電池に関する情報が載るようになるだろう。
読者が知ってる工夫があったら、ぜひこの記事のコメントで教えてほしい。そして、お怒りのお言葉は、ほどほどにお願いしたい!
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

