
エネルギー消費を制御して環境に優しく暮らすためのツールが、新たに登場してきた。Enphase EnergyのEnviron Smart Thermostatという製品で、これを使えば太陽光発電装置に接続した機器をリモートでコントロールし、室温を制御することができるようになる。
Enphase Energyは、太陽光発電によって生み出される直流電流を交流電流に変換するマイクロコンバータシステムで注目を集めている。提供している機器にはこのマイクロコンバータが搭載され、各装置の運転状況をモニタして、ゴミや育ち過ぎた木の枝が太陽光パネルを覆ってしまった場合にはアラートを送信することもできるようになっている。
データはすべてウェブサイトに渡され、そこでエネルギー消費量の確認をしたり、サーモスタットを使って外から室温の設定をすることもできる。涼しくなっている家に帰宅するということもできるようになっている。また、自身で設定したエネルギー消費量に合致するよう、Enphaseに制御を行わせることもできる。たとえばピークタイムには室温を1度上げて電気代を抑えるようにすることもできる。
「消費者側でできる省エネルギー対策を提供しようと考えたのです」とCEOのPaul Nahiは語っている。
今回発表されたサーモスタットはEnphaseの機器用で売価が$349。太陽光発電関連の機器を販売し始めたのは2008年のことで、現在はアメリカ国内49州とカナダの各州に顧客を持つに至っている。$100M(1億ドル)の資金を調達しており、データは明らかにしていないものの、Nahiによれば経営状態も良好だとのことだ。
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(翻訳:Maeda, H)
