
十何年か前、ほぼ誰もが映画『タイタニック』を見たような気がした。去年は、『アバター』がそうだった。そしてこの夏、誰もが『インセプション』を見に行くことになりそうだ。3本の映画には共通点がある。いずれもAutodesk Mayaというビジュアル・エフェクト用ソフトウェアを使っていることだ。そして今、そのテクノロジーがiPhoneとiPadに移植された。
もちろん、Autodesk Fluid FXは本格的システム上で走るMayaほど強力ではない。それでもFluid FXは魅力的だ。何より、この種のエフェクトをこういう比較的安価な消費者向けデバイスで使えることに大いに驚かされる。ほんの数年前まで、この手のレンダリングを行うためには、何千ドルもするシステムが必要だったのだ。
このアプリが何をするかを説明する最善の方法は、見せることだ。それは下のビデオを見てもらおう。基本的にこれは、様々な種類のエフェクトを使って写真を加工するアプリだ。iPadまたはiPhone上で煙や炎といった天然エレメントを扱うこともできる。、
これらのデバイスのマルチタッチ機能を利用するところが、すべての鍵だ。アプリは、同時に10種類のマルチタッチ入力を認識できるという。
結果の作品はデバイスに保存できる。あるいは、テレビ等の大画面に出力するもできる。また、さまざまなエフェクトを順に切り換えて表示していくこともできる。しかし私にとってFluid FXは、これらのデバイスで現在何ができるかを見せる技術デモンストレーション以上には興味を引かなかった。むしろそれ以上に、Autodeskが提供するもう一方のソフトウェアに何ができるかを示すためかもしれない。
AutodeskのJoe Stamは、映像エフェクト部門で2度のアカデミー賞を獲得している。これまでにAutodeskは、iPhoneおよびiPad用にSketchbook Mobileを提供し、トップセールスアプリになっている。
Autodesk Fluid FXはApp storesで明日公開される。価格は$1.99。


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(翻訳:Nob Takahashi)
