
休暇から帰ると、ビデオや写真をアップロードして、旅の思い出を家族や友だちに送ることに忙殺される。でもそれだけじゃなくて、写真やビデオや旅行時のツイート、Foursquarのチェックインなどに、旅程を表す対話的な地図を付けて、全体をオートスライドにできたらすばらしいだろう。今日(米国時間8/6)立ち上げられたTriplineを使うと、地図上に場所や画像や情報を配置して、旅のストーリーを作れるのだ。
Triplineに旅の目的地を教えてやると、旅の詳細を表した対話的な埋め込み地図を作ってくれる。一つの国や都市の中の複数の目的地のためにはタイムラインを作り、個々の目的地には説明と活動内容と画像を付ける。Facebook上の友だちを誘って、その旅に”同行”させることもできる。あるいは、Foursquareのチェックインや位置対応のツイートからでも地図を作れる。
いちばんふつうの使い方は、旅程を視覚化して簡単にいろんな人と共有することだ。地図上で目的地に動きが加わり、今友だちがどこを旅しているかが分かるだけでなく、どこで何をしたかも分かるようになる。また、The Lewis and Clark Expedition(ルイス・クラーク探検隊)のような過去の歴史的なイベントから、旅を作ることもできる。
ファウンダのByron Dumbrillは、前はYahooでビデオ編集サービスJumpcut(Yahooが2006年に買収)の製品開発を指揮していた。Triplineを作ったのは、彼と婚約者がコスタリカへの長期旅行を計画していたときだ。彼は、その国のいろんなところへの旅を、写真などを使って、地図上で視覚化したいと思った。どこで泊まって何を見るか、といった情報もその地図に含めたい。そして帰国したときには、友人たちはその地図上に視覚化された旅程を見て彼の旅を追体験できる。こういった構想から、Triplineが生まれた。
Triplineは、それを旅行代理店がパッケージツアーの企画に利用することから収益を得る。たとえばGAP Adventuresの場合は、GAPが旅程のサンプルを作り、Triplineのユーザがそれを見て参加を申し込む。そうするとTriplineにはアフィリエイト料金が入る。
旅行にソーシャルな要素やレコメンデーションを組み合わせる試みは、前からある。たとえば最近Facebookに買収されたNextstopでは、対話的な旅行ガイドを作れる。チームがGoogleに行ってしまったRubaは、旅行のレコメンデーションや旅程用の本格的なプラットホームを作る。Where I’ve BeenにはFacebook用の類似サービスがある。そのほか、文字どおりオンラインの旅程制作サービスとしてNileGuideとTripItがある。
このようにオンラインの旅行サービスは、多様な競合他社であふれているが、Triplineの魅力はなんといっても使いやすいことだ。もちろん今後はユーザ集めが最大の課題になるが、同社はもうじき、Facebook用のコンパニオンアプリケーションを立ち上げる。Facebookからなら、かなりの集客が期待できそうだ。ファウンダのDumbrillは、Triplineを使うと、旅程を計画段階と旅のあと(=共有段階)の両方で作れるから、それが最大のセールスポイントだ、と言っている。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
