
先月本誌は、Tab Candyと呼ばれる今後のFirefoxの新機能をざっと紹介した。ツイート数1900、FacebookのLike([いいね!])が2000、コメントが285というその後の結果を見ると、それに対する関心の大きさが分かる。Mozillaも同じことを感じたらしく、この機能をFirefox 4に含めると正式に決めた。そして、その機能の新しい名前も決まった: Panorama(パノラマ)だ。
MozillaのAsa Raskinの今日(米国時間8/24)のブログ記事は、この1か月の間にPanoramaに加えた細かい改良をビデオで見せている。それは今、Firefox 4(build 4)という最新のベータビルドに乗っているのだが、前に初期の実験的ビルドの上で見たときよりも動作がスムースで、相当安定している。ただし考え方は前と同じで、大量のタブを複数のウィンドウの中に分類して、管理しやすくすることだ。ボタンやキーボードショートカットでズームアウトすると、すべてのウィンドウとその中のタブを一望できる。そう、Macのユーザにとってはおなじみの、Exposeによく似ている。
Raskinによれば、この機能はスケッチから実装まで7か月を要している。大きなプロジェクトのわりには、かなり短い。アイデアの源泉は、2008年のFirefox Mobileにある。Raskinは、この話に続けて、Panoramaのデザインやレイアウトの基本方針について、彼の見方を説明している。その中で、とくに印象に残ったのは:
余計なものがないこと: 視覚的にも、心理的にも。必要なものが、見てすぐに分かることが重要だ、人間は、マルチタスクが苦手だ。GTDの経験からも言えるが、生産性を上げるためにはメインの機能に集中し、余計なものを削り落とすことが重要だ。たくさんのページが重なってしまうと、「見れば分かる」状態から「思い出してやっと分かる」状態に退化する。グループで仕事をしているときには、その仕事に関連したタブだけが見えればいい。そうすれば、仕事に集中できる。要らないものを意識的に隠すことによって、人の心は”情報迷子”にならずにすむ。
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Panoramaの詳細は、Mozillaのビデオのアップデートを見ていただこう(下のビデオ)。Firefox 4の最新ベータはここにある。Panoramaのほかに、Syncもある。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
