
Mozillaが今朝(米国時間8/27)、モバイルブラウザFennecのアルファバージョン(AndroidとNokia N900用)をリリースした。Fennecは’Firefoxモバイル’のコードネームだが、各種のアドオンが最初からあり、デスクトップ用のFirefoxと同じ技術をベースにしている。
AndroidとNokia N900用のFennecαは、Firefox Syncがブラウザ本体に組み込まれている。だからスマートフォンによるWeb閲覧とデスクトップ上のそれを、容易にマッチングさせることができる。
つまりFirefox SyncのおかげでFennecは、Firefoxの履歴、ブックマーク、開いているタブ、パスワード、フォームデータなどを、デスクトップとモバイルのあいだで同期化できる。Firefox Syncのアカウントにログインするだけで、Fennecはユーザを認識する。
Mozillaによれば、それ以外に今回のリリースで力を入れたのはパフォーマンスとユーザアクションへの応答性の向上だ。ブログには、こう書かれている:
これの実装を支えている2つの重要な技術が、”Electrolysis”と”Layers”です。このアルファリリースにはElectrolysisが加わったため、ブラウザのインタフェイスとWebのコンテンツのレンダリングがそれぞれ別プロセスとして動きます。そうすることによりFennecは、ページのロード中やCPUを酷使するJavaScriptを実行中でも、ユーザの入力に素早く対応します。
今後のベータリリースでは、Layersを利用して、スクロール、ズーム、アニメーション、ビデオなどの高度なグラフィクス処理のパフォーマンスを、大幅に向上させます。また、これらのグラフィクスのレンダリングを、今日のモバイルデバイスの多くが搭載しているハードウェアレベルのアクセラレータを利用して最適化する作業も、今進めています。
ただし、ベータリリースの予定日は発表されていない。
リリースノートはここにある。
重要: Mozillaによれば、FennecはAndroid 2.0以上と互換性があるが、とくにNexus One向けに最適化されている。
詳しくはAndroid system requirementsを見てくれ、とのこと。〔互換機情報が詳しい。〕
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
