Taggedをご存じかな? 2005年にはそれはティーンエイジャー専門のソーシャルネットワークで、Facebookが大学生相手であるのに対して、主に合衆国のハイスクールの生徒たちのお世話をしていた。2007年には黒字になり、評価額は1億ドルを超えた。
しかし、一つだけ問題があった。Facebookも高校生を受け入れるようになった。そしてさらにその後は、誰でもかれでも受け入れた。Taggedも真似をして誰でもOKにしたが、2007年の中頃にCEOのGreg Tsengに会ったときは、ちょっとやばくなってきた、と言った。
“Facebookに負けたんだよ”、彼はそう言った。”うちは、そこらに転がってる、ありふれたソーシャルネットワークになってしまった。上位5社に入っていない。”
そこでTsengと彼のチームは、ユーザの聞き取り調査を開始した。”そして、とても重要なことが分かった。うちのサイトのユーザは、全然知らない人に会うことが目的なんだ。”

大当たり! Facebookでは、名前で検索したり、フレンドのフレンドをクリックしたりできるが、まったく未知の人、フレンドとのつながりすらない人と出会うことはできない。Taggedでは、フィルタをかけた検索で人を見つけられる。そして、それまでまったく知らなかった人と、活動を共有したり、デーとしたり、何でもできる。
“その人独自の動機に基づいて、未知の人と出会える、最高の場所、それがTaggedだ”、Tsengはそう言う。
もちろん、デートねらいという動機も大きい。Facebookのプロフィールは、デート向きではない。Match.comなどのいわゆるデートサイトは、評判もイメージも悪すぎる(と感じている人がけっこういる)。しかしTaggedでは、デートにかぎらず、出会った人といろんなことができる。”Taggedに行くことは、友だちとバーに行って新しい友人ができるようなものだ。Match.comなんかは、最初からやることがたった一つしかない。だから、評判を落とすのさ。”
ユーザたちも、彼と同じ考えだ。2007にTaggedのアクティブユーザは2000万人だったが、今は1億に達した。その1/4〜1/3は、毎月訪れる。月間のページビューは50億である。
ユーザはTaggedに金を落とす。仮想ギフトだ。誰が今自分のプロフィールを見ているかなどが分かるVIPアカウントは、月の会費が20ドルだ。売上は3000万ドルを超え、2週間前にInc.が挙げた最速成長企業500社に入った。Tsengによれば、2011年の売上は5000万ドルを突破する。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
