最近Best Buyショップで安物のCompaqを買った人は、$50の「アップグレード」カードを勧めらたかもしれない。PCに入っているPentium G6951のスレッドとキャッシュのロックを解除するソフトウェアをダウンロードためのものだ。そう、自分のPCがすでに持っている機能のカギを外すためのキーを、アップグレードとして売っているのだ。インターネットに嵐のカウントダウンが始まる 3…2…1…。
問題のチップに塔載されているキャッシュは1MBで、そもそもパワー不足である。Engadgetの指摘にあるように、チップの一部にカギをかけるという処理自体は珍しいことではないが、通常はその部分に製造上の欠陥がある場合だ。今回はしかし、全く別の話だ。自分のCPUのフルパワーを制限なく利用するために、DRMのような仕組みに100ドル札の半分を払うのである。
このケースでの性能向上はわずかだ。グラフィック性能で5%、SiSoft Sandra Whetstoneベンチマークで60%程度。ただし私は、コリィ・ドクトロウのようにDRMの弊害に不満をぶちまけるつもりもない。なぜならどこかの誰かがこのシステムをハックするだろうし、そうでなくてもこのCPUは多くのハツヵーにとっては性能が低すぎる。
しかし、これが乱用される可能性については言っておかねばならない。CPUに$50のアップグレードを販売することで、多くのコンピューターメーカーはもっと重要なアップグレードを強要して、消費者から小銭をまき上げることを考えるだろう。グラフィックカードのアップグレードがご入用ですか? $25。高速のハードディスクバッファー? $1.99/分いただきます。PCやノートのマージンはきわめて小さいので、消費者のサイフをわずかでも開かせるものは格好の的である。
この手のアップグレードにはインチキの可能性もあり、怪しげなものや存在しないものの料金を徴収するなど、さらなる乱用の機会を生み出す。スクラッチカードを1枚買ったら、たぶんもう1枚買うことになる。でしょ?
このやり方は、すぐに消えると私は思う。みんなが自由市場の侮辱だと騒ぐだろうから。それでもIntelは儲ける方法を試し続けるのだろうが。
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(翻訳:Nob Takahashi)

