Twitter、フォロー先に基づくターゲット広告ツイートの提供へ
by Leena Rao on 2010年9月22日

今日(米国時間9/22)ロンドンで行われたAd:techイベントで、Twitterのプロダクトマネージャー、Shiva Rajaramanが、同社の広告ツイートに関する興味深い最新情報を発表した今年4月に提供開始された広告ツイート(Promoted Tweet)は、広告主がキーワードを購入し、そのキーワードに対するTwitter検索結果の上位に、選択したツイートが表示されるというもの。今日Rajaramanは、今後Twitterは、広告主がユーザー・フォローしている人物やブランドに基づいて広告ツイートを出せるようにする、と語った。

FT(Financial Times)によると、Rajaramanは聴衆にこう言ったという。「私たちは、ターゲティングの機構を組み込み、みなさんがオーディエンスを捕えられるよう推進していきます。今は事実上まだキーワードだけですが、根本的な目標は、その人が誰をフォローしているかに基づいて対象を絞り込んでいくことです・・・これが軌道に乗れば、従来型のブランド広告以上の大きなチャンスが広がります。」

Twitterが、広告を収益戦略の柱の一つとして考えていることはわかっている。そしてTwitterにとって、ターゲット広告の配信を増やしていくことは理にかなっている ― Facebookと同じように。既存の広告商品はPromoted Trendsを含めて良い感触を得ているが、このマイクロブロギング・ネットワークには、さらに広告収入を得るための機会が、まだいくらでもある。

デザインを一新したTwitterは、広告の場として適している、とTwitterの共同ファウンダー、Biz Stoneは言っている。

Twitterは、まだこのターゲティング広告モデルを(現在も微調整中)ブランドや広告主向けに提供していないが、高度にターゲットされた広告配信に対して広告主たちが関心を示すことは間違いない。このFacebookの広告収益を見れば、1億4500万人のTwitter登録ユーザーに向けてターゲット広告を配信することの膨大な可能性がわかるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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    国内ではソーシャルグラフを基にした大規模なキーワード検索連動広告となる。非常に楽しみだ。また、多くの広告主にとっても朗報と言える。

    なぜなら、国内においては寡占市場が形成され、ヤフーとGoogleの2つの媒体しか広告を出す場が無い状況が続き、しかも10月上旬には検索順位がGoogleに1本化され、SEOによって上位表示ではないサイトは、広告を出す以外に新規顧客を開拓する余地が無い。

    こうした状況があり、広告クリック単価は右肩上がりの状態になっている。twitterなどの多くの媒体があれば、競争原理が働き、単価下落の要因にもなる。

    また、ヤフーやグーグルは、従来型のキーワード連動型が主体であり、ソーシャルグラフを元にした広告は無い状態。こうした状況から、広告効果が高ければ、広告主が群がりtwitterは一気に高収益体質への変化する可能性もある。

    興味があるのは、今まで無競争であった検索連動広告市場が、どのように変化するのか興味がある。国内においてbingを抜いて、Yahoo・Google・twitterの3つの媒体において配分比率がどのように変化するのか見ものである。同じ予算内で展開する場合なら、ヤフーが収益減になる可能性は高い。

    また、新しい流れとして、ソーシャルグラフを使い、新たなアフリエイト型も産まれるかもしれない。例えばソフトバンクの孫さんのような方の「個人広告媒体」なら、下手な雑誌に広告を出すより影響力がある。こうしたVIPのIDtwitterによって、クリック単価が変化するような場合もあり、個人の裁量により、広告を還元する仕組みが産まれるかもしれない。