東海岸に住む人たちのことはどうにも理解できない。一方で、NewsweekのDan Lyonsが、シレコンバレーはハードの問題に挑戦しなくなったと言う(われわれの責任はここにある)。
そして、GoogleがSFまがいの代物(自律走行自動車)に真面目に取り組んでいることを本誌が知った時、ニューヨークの金融アナリスト兼ブロガー、Henry Blodgetが、「なぜGoogleはこの技術を開発するのか?」と尋ねる。
LyonsとBlodgetの言いたいことはわかっている。Lyonsは、ZyngaやTwitterやFacebookを、技術資源の無駄だと思っている。彼らは「もっと重要な仕事」に従事できたはずだと。そして、Blodgetはアンチ自律走行自動車派ではなく、ただGoogleには本業に焦点を絞ってほしいだけだ。
私は言いたい ― 理由なんて関係ない!
誰もがシリコンバレーの修正案を持っているが、概して一番うまくいくのは、人々がシリコンバレーを放っておいた場合だ。起業家たちの狂気じみて(たぶん病気の)躁病的な夢物語が、最小限の市場の力に支えられて、われわれはここまで来た。そして、これからも同じように動いていく。
Googleが自分で走る車を作っているという事実を私は大いに喜んでいる。私は株主ではないが、仮にそうだったとしても喜んだだろう。もしLarry Pageが、たった今情熱を傾けるのはこれだと決めたなら、Googleは彼に新しい会社を作って追究してほしいとは決して考えない。
Googleの中でやる。 うまくいかなければ、彼がかゆい所をかいただけ。成功すれば、それからスピンオフすればいい。同時にGoogleは、この会社が世界を変えられる新技術に取り組んでいることを、キーワード広告で金儲けしているだけではないことを、人々に知らしめるという恩恵を受ける。技術者の中には、こういうことができるかもしれない、というだけの理由でGoogleに入る人たちがいる。さもなくば、あのLyonsがあざ笑うような会社に、IPO前株式をもらうためだけに入っていたかもしれない人たちが。
われらが起業家たちには、狂気じみた新しいことをトライしてほしい。100年後、Googleが検索会社でなく自動車会社になっていないと誰が言えよう。これまでにもっと狂気じみたことが起きてきている。それほど昔のことではない、たとえばNokiaはゴム長靴のメーカーとして知られていた。Blodgetの言う通りにしていれば、今でもそうだっただろう。
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(翻訳:Nob Takahashi)
