
今日(米国時間10/20)クパチーノのApple本社で開催されたBack to the Macイベントで、OS Xの次世代版OS X 10.7のプレビューが披露された。予期されていたとおり、このバージョンは“Lion”と呼ばれる。予期されなかったのは(われわれはある程度推測していたが)新しいOS XがiOSから非常に強い影響を受けていたことだ。
AppleのCEO、Steve Jobsは「iOSはOS Xから派生した。iOSでわれわれは多くの新機能を開発し、あるいは既存の機能を完璧なものに改良した。そして今やiOSの優れた機能をMacに戻すときが来た」と説明した。
「OS X Lionは本質的にはMac OS XにiPadの機能が導入されたものだ。マルチタッチ・ジェスチャー、Mac版App Store、アプリのホームスクリーン、フルスクリーン・モードのアプリ、自動セーブ、アプリを再開すると中断直前の状態に戻るレジュームなどはLionに導入されたiPadの要素だ。今日は他にもまだ多くの新しい機能を紹介する」とJobsは述べた。

ではタッチスクリーンスクリーンはどうなったのか? ノー、Macでタッチスクリーンはサポートされない。Jobsによれば「垂直のモニタにタッチスクリーンは向いていない」という。Appleでは長時間かけてこの問題を研究した。しかし、「垂直の画面をタッチスクリーンで操作すると、デモのときはいいが、少しでも長く使うと疲れてくる。タッチスクリーンはコンピュータの垂直なモニタでは人間工学的に最悪だ」という。そこでMacBookでは従来どおりトラックパッド(プラス、デスクトップ用の新しいMagic Trackpad)を使うことにしたという。
OS X LionにはMission Controlという新しい機能が加わる。「Mac上で何が動いているかすべて一覧し、どの部分でも即座に操作できる」とJobsは説明した。
こうした新機能のいくつかはステージ上でデモされた。新機能の目玉はやはりマルチタッチ・ジェスチャーだ。Mac版App Storeの開設も発表された。iOS版のApp Storeと同様、無料アプリ、有料アプリが共に提供され、ワンクリックでダウンロードされインストールされる。自動アップデート、売上の70%がデベロッパーに分配されるなどもiOS版と同じだ。
OS X Lionは2011年の夏にリリースされる。ただしMac App Storeは90日以内にオープンするという。
CrunchGearにも解説記事がある。



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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
