
「私としては『対処』という言葉は使いたくない。HTML5については、他の分野でも同様だが、ユーザーが自らの表現のため何を必要とするかを見ていく。われわれはHTML5についてもすばらしいツールを作りつつある。HTML5について世界でベストのツールを提供する。」
– Adobe CTO Kevin Lynch、今年5月のWeb 2.0サミットにて。
Adobe。Flashプラグイン vs HTML5の<video>タグを巡る、Appleが引き起こした終りなき大河小説の主人公ともいえる同社が、HTML5への参入を今日(米国時間10/21)発表した。標準でFlashを塔載していない新型MacBook Airに、まさにぴったりのタイミングで。
そのFlash製品群に加えてAdobeは、Kaltura HTML5メディアライブラリを使ってHTML5ビデオを作成できるウィジェットを提供する。これは、HTML5をサポートしていないブラウザーではFlashで動作する。
Adobeブログより:
「HTML5タグをサポートするブラウザーが限られているために、ウェブデザイナーたちは、どのプラットホームでも、とのブラウザーでも動くソリューションを追い求めなければなりませんでした。
こうした課題を解決すべく、Adobeは簡単に使える、完全CSSカスタマイズ可能で、HTML5タグがサポートされていない時には、スムーズにFlashプレイヤーへと移行するソリューションを公開しました。この移行は、電話機でもモニターでもテレビでも、画面の種類によらず起こります。」
ウィジェットはAdobeの開発ツールDreamweaver経由でも、別途でも入手可能で、Adobe AirがインストールされていればAdobeウィジェットブラウザー経由で、そうでなければDreamweaverの「ウェジェットのカスタマイズ」機能を通じて、二通りの利用方法がある。
この最新製品によってAdobeは、塀の両側をまたごうという壮大な企てと共に、Appleで現在進行中のアンチFlash行動を踏まえ、将来のウェブビデオとメディアのサポートを確実にしようという試みを実行しているようだ。
画像提供:Randy Humphries
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(翻訳:Nob Takahashi)
