
フランスは、デートサイトがとても多いようだ。でもフランスはかねてから、恋の国とか言われているから、それも不思議ではないかもしれない。今では誰もが名前を知っていると思われるMeeticは、フランスの巨大なデートサイトで、2005年にはEuronext株式市場に上場し、昨年はMatch.comのヨーロッパ事業部をかっさらった(買収した)。最近話題になった二つの新人もいる。まずSmartDateは、Facebookのフレンドとデートできるサイトで、今年の初めに€2M(200万ユーロ)の資金を獲得した。そしてAttractiveWorldは、その名のとおり、コミュニティに”受け入れて”もらわないと利用できないデートサイトだ。
そして、今日の話題はAdoptaguy。まず、ここのキャッチフレーズをご紹介しよう: “女性のみなさん、愛のスーパーマーケットでお得なお買い物をしましょう”。相当いいかげんなサイトと思う方もおられるだろうが、だからこそ人気があるのかもしれない。Adoptaguyがものすごくユニークなのは、男女の立場がこれまでのデートサイトの逆であることだ。ちょっとしたユーモアのような感じで、女性はこのサイトでお気に入りの男を選び、ショッピングカートに入れる。男を、オンラインショッピングするのだ。そして、買われた男と買った女だけが、その後のコミュニケーションをできる。
男を”買う”とはいっても、女性ユーザの利用はまったく無料だ。このビジネスモデルは、男が金を払い、女は完全におごってもらう方式の、ナイトクラブがヒントになっている。

同社のファウンダたちがこのモデルを思いついたのは、デートサイトに尻込みをする女性が圧倒的に多いことに気づいたからだ。理由はいくつかあるが、その一つが、好きでもない男にストーカー的に迫られることへの不安。そこで、女性客にねらいを定めたAdoptaguyは、女性を無料にし、ややユーモラスなやり方で、女性が完全に主導権を握れるサイトになった。
しかし、男をショッピングカートに入れると、女から見て、デートサイトはいったいどう変わるのか? よく分からないけど、とにかく今すでにユーザ数は300万に達し、多いのは18歳から30歳までの層、女性は40%だ。パリのサイトだが、ユーザはフランス、ベルギー、スイスなどからが多い。ただし最近までは、言語はフランス語だけだった。今では合衆国用のバージョンがあり、イギリス用バージョンも来年初めに立ち上がる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
