テレビのゴールデンアワーの時間帯にWebビデオはインターネットの全トラフィックの37%を食っている
by Erick Schonfeld on 2010年11月20日

数週間前に出たデータは、テレビのピーク視聴時間帯におけるインターネットのトラフィックの、21%がNetflix一社で占められている、と示唆していた。しかしこれに、YouTubeとそのほかのFlashビデオを加えると、Webビデオのトラフィックシェアは37%にもなる(YouTubeが10%、そのほかのFlashビデオが6%)。BitTorrentが8%だが、ここもトラフィックの多くはビデオだ。

この驚異的な数字が登場したのは、Morgan StanleyのインターネットアナリストMary Meekerが今週初めのWeb 2.0 Summitのプレゼンテーションで使ったスライドだ。HTTPだけによるトラフィックは、全体のわずか23%だ。

Web上のナンバーワンのアクティビティはビデオの視聴だ、という意味か? 必ずしもそうではない。トラフィックは使われた帯域で計算され、それは要するに伝送されたビットの数である。ビデオのストリーミングは、(単位時間あたりで)単純にWebページをロードする場合の何千倍何万倍ものビットを伝送する。その結果、ビデオは帯域を貪食するのだ。

長いビデオほど、必要とする帯域も多い。NetflixがYouTubeの倍の帯域を使っているのも、そのためだ。人びとは上映時間2時間の長編映画をNetflixでストリーミングする。たった2分のビデオクリップではない。ビデオを見ている本数や、過ごしている時間は、今でもYouTubeのほうが多いだろう。comScoreによると、10月に視聴者がYouTubeで過ごした累積時間は234億分、Netflixでは7億5000万分だった。また、ユニークビジター数は、YouTubeが1億1600万、Netflixは2000万だった。

こういう数字を見るときは、測度がインターネット上のトラフィックの量、すなわち消費された帯域であること、費やされた時間ではないことを、銘記する必要がある。でも、いわゆるゴールデンアワーの時間帯にビデオがインターネットの帯域の1/3以上を食いつぶしているのなら、では、これまでのテレビそのものがWebにやってきたら、いったいどういうことになるだろうか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))