
Appleの時価総額がMicrosoftを超えるという記事を書いてから、まだ1年経ってないなんて、信じられない。さらに、当時まわりからバカと言われたことも信じられないが、しかしそれからわずか2か月後には、まさしくそうなった。そのときは、時価総額最高のテクノロジ企業の座にAppleが座るのは、ほんのつかの間のことだ、という見方が多かったが、でも、今日(米国時間2/14)はどうだ。今日の終値で、AppleはMicrosoftを$100B(1千億ドル)以上抜いている。
つまりAppleはもっとも価値あるテクノロジ企業であり、二位との差が1千億ドル以上ある。HPの時価総額が105B(1千50億ドル)だから、Appleの時価総額の二位との差はHP全社ぶんに相当する。
昨年の3月に記事を書いた時点では、Appleの時価総額は$208B、Microsoftが$261Bだった。AppleがMicrosoftを抜いた5月には、両者共にほぼ$227Bだった。そして今日は、Appleの時価総額$330Bに対してMicrosoftは$228Bだ。過去9か月の増加額は、Apple$100B、Microsoft$1Bだ。
Microsoftがもうじきまた首位の座を奪い返すことはあり得ないだろうが、それだけではなく同社は3位転落の可能性もある。いや、4位もありうる。過去1年でMicrosoftの株価はやや下がり、Googleは一株当たり100ドル近く上げた。これによってGoogleの時価総額は$200Bを超え、Microsoftとの差はわずかに$28Bだ。
つまり昨年の記事のころのMicrosoftとAppleの差よりも、今のMicrosoftとGoogleの差のほうが小さい。次の四半期も好調なら、今度はGoogleがMicrosoftを抜くかもしれない。
一方、IBMは$202B近くだ。同社の株価は過去1年で40ポイント近く上げた。だからIBMも、Microsoftを射程距離に捉えている。
“時価総額には何の意味もない’という説は根強いが、でも実際には、それほど無意味でもない。昨年AppleがMicrosoftを抜いたときは、まだ売上と利益ではMicrosoftのほうがゆうゆう上だった。だからウォールストリートは、時価総額の順位逆転に反応しなかった。しかし投資家たちは、何かの前兆を感じた。そしてまさしく、10月にはAppleの売上がMicrosoftの売上を、初めて、しかもいきなり大きく抜いた。前四半期に、利益ではMicrosoftが微差でAppleを上回ったが、次の四半期はそれも危ういだろう。Appleがもっとも価値あるテクノロジ企業になったのには、それなりの堅固な理由があり、短期的偶発的な現象でない。
ところでAppleは、全企業で比べた場合には、時価総額トップにあと$90B足りない。Exxonの時価総額は$422Bで、株価もApple同様に絶好調だ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
