
かわいい子猫と幼児がYouTubeの定番だが、Googleのビデオポータルとしてケーブルテレビという巨大勢力から人びとの視聴時間を奪い取るためには、それ以上のものが必要だ。しかしYouTubeは、ケーブルのネットワークから有料コンテンツを買うよりもむしろ、既存のYouTubeコミュニティに高品質なビデオを作らせたいようだ。
今日(米国時間3/7)同社は、Next New Networksを買収したことを公式に認めた。NNNは2007年に創業され、Webのための高品質なビデオコンテンツを作ることをメインの仕事にしてきた。買収のニュースと同時にYouTubeは、‘YouTube Next’というものの新設も発表した。これは、まず間違いなくNNNの技術者たちを中心とするチームで、Googleの言葉によれば”クリエイターの制作能力を高度化しパートナーの成長と成功を加速する”というねらいがある。つまりYouTubeは、一部のパートナーたちにこのチームのエキスパートたちにアクセスさせ、より良いコンテンツの制作を支援する。YouTubeによるNext New Networksの買収説を最初に報じたのは、12月のThe New York Timesだった。
以下はYouTubeのブログより:
事実、月商が1000ドルを超えるパートナーは2010年の開始以来300%増加し、年商6桁のパートナーは数百に上(のぼ)る。しかし率直に言って、YouTubeで生活とビジネスが成り立つ人たちがわずか”数百”では、お話にならない。2011年には、パートナーたちの成長を支援する事業をさらに強化できるしまた、強化しなければならない。
YouTube Nextという構想は良さそうに聞こえるが、でも、”数百”を上回る大量のパートナーたちに具体的にどのような支援を提供していくのか、それがまだはっきりしない。
昨年YouTubeはパートナー補助金制度というものを開始し、クリエイターたちがより高度なプロダクションバリューを持ったビデオを作れるために、そのビデオ作品による広告収入の前払い金として資金を助成している。さらに昨年後半にYouTubeは、500のパートナーたちにビデオ機器の購入資金として1000ドルのクレジットを提供した。
しかしどちらの事業もお金がメインだから、YouTubeにとっての問題は展開可能な規模だ。今回のYouTube Nextは、お金ではなく専門技術を提供する…YouTubeは、支援を有効に活かせると思われる有望なパートナーに接触して専門家チームを派遣し、オンラインでより見栄えの良い技術やコンテンツに関して指導を行わせる。その指導は無料だが、しかしやはり、この事業を利用できるパートナーの数には制限があるだろう。
YouTubeによれば、Nextチームの活動域はグローバルだそうだが、何人の専門家が関与するのかがまだ明らかでない。この教育指導事業に関連して、また新たな助成事業を立ち上げそうな気配もある。
なお、今回の買収の価額等は公表されていない。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
