
Googleドキュメントはこれまでも、多くのユーザーが同時にアクセスして編集ができるので、もっとも共同作業に適した環境のひとつだった。今日、Googleは組織化されスレッド化された討論機能を追加して共同作業能力を一段とアップグレードした。 これまでもユーザーはGoogleドキュメントにコメントを加えることができたが、新バージョンでは単なるコメントではなく、ドキュメント内に掲示板的のようなフォーマットで議論を交わせるスペースが設けられた。
コメントにはタイムスタンプとGoogleアカウントのプロフィール画像が付加されて時系列に表示され非常に見やすくなった。もっと本質的な改良は、Gmailとの緊密な統合だ。自分の作った文書に誰かがコメントを加えた場合、その内容がGmailで送られてくる。
ユーザーはまた、@誰それ(Gmailアドレス)という形式で討議に参加するよう求めるメッセージことができる。相手にはGmailでメッセージが通知されるユーザーはそのGmailに返信ボタンで返信してもよいし、リンクをクリックしてGoogleドキュメントを開き文書の中からコメントしてもよい(ユーザーはいつでもこの通知機能を無効にできる)。
Googleドキュメント内でコメントは右サイドバーに表示される。またスレッドとトピックによって区切られる。文書の作成者が、コメントを将来参照したいが、当面は表示を止めたいと考えた場合、「スレッドの停止」を選ぶことができる。するとスレッドは文書から消えるが、文書の上部のディスカッション・ボタンをクリックすれば簡単にアクセスすることができる。つまりユーザーはその文書について交わされた会話をすべて記録しておくことができる。
Googleドキュメントのプロダクト・マネージャー、Scott Johnsonは「従来のGoogleドキュメントのコメントはGmailと連動しておらず、Gmailでのコメントの共有ができなかったため、共同作業に不便だった。今回のバージョンはその点を解決した」と述べた。
他の多くのGoogleファミリーのツールと同様、この新バージョンもGoogle社内で数ヶ月テストされていた。メールとの統合、コメントのスレッド化などに対する反応が全体的によいものだったので、一般公開に踏み切ったということだ。実際、これは役に立つ機能で、間違いなく共同作業の生産性を高めるだろう。
新コメントシステムは全ての個人ユーザーとGoogle AppsでRapid Releaseを選択しているユーザーに対して、ここ数日のうちに提供が開始される。ただし当面は新コメントシステムが使えるのは新規のドキュメントだけだという。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
