Web全域のビデオを一箇所で再生視聴できる「ビデオダッシュボードサービス」VHX
by Alexia Tsotsis on 2011年4月12日

今日非公開ベータで立ち上がったVHX.tvは、Vimeoの最初のデベロッパCasey Pughと、Know Your MemeのファウンダJamie Wilkinsonが作ったサービスで、そのねらいは、“テレビの良いところとWebの良いところを結びつけること”だ。おやおや、こんなせりふ、これまで何億回も聞かされてない?

今すでにVHXには、これまでのビデオ共有とは違ったところがある。つまり会員登録をしてからほかのユーザたちをフォローすると、その後は、VHXの自分のダッシュボードを訪れるといきなりビデオの再生が始まる。テレビのスイッチを入れるといきなりテレビが見られるのと同じだ。

このサイトはFlashを使っているのでビデオのロードは遅いが、いったんロードしたら、ユーザが自分のダッシュボードで見ているビデオは共有した友だちへもストリーミングされ、後で見ると指定したビデオはキューに入り、また視聴履歴も保存される。つまり、Web体験〜ビデオ体験の全体が一体的で、細切れにならない。衣類をたたみながら、料理をしながら、エクササイズをしながら、まるでテレビを見るように、自分からは操作を何もしなくても、ビデオを見続けることができる。いろんなビデオサイトを、せかせかとクリックして切り換える必要もない。

またVHXでは、Web上のいろんなところにあるビデオを共有したりキューに入れておくためのブックマークレットをダウンロードできる。またVHXのブラウザエクステンションをインストールしておくと、ユーザがあちこちで見たビデオを記録してVHXの履歴に入れてくれる。さらにVHX内から、Twitter、 Facebook、Gmail、Tumblrなどでビデオのリンクを共有できる。VHXが今現在サポートしているのはVimeoとYouTubeだけだが、Wilkinson曰く、そのほかのフォーマットももうすぐサポートする。そうなると、文字どおり、Web全域のためのビデオダッシュボードになる。

オンラインビデオは、ビジネスとしてはたいへん難しい。すでにYouTube、Vimeo、Boxeeといった大物がいるし、視聴者に大受けしてもそれが有効なビジネスモデルにつながるとは限らない。“オンラインのビデオ消費は安易な解のない問題だ。ビデオの配布方式がサイトによって違うから、そられをエンドユーザのために均質化してなめらかにすることがわれわれの仕事になる。われわれは、オンラインビデオの経験が長いし、業界の人間関係も厚い”、とWilkinsonは自負している。

VHXは将来の構想として、“ユーザ個人々々のパーソナルなインターネットビデオ局”をサービスとして提供することを考えている。つまり、ユーザが作ったビデオのプレイリストを、VHX上で共有したり、あるいは自分のブログに埋め込んだりできる。さらに、ユーザが自分でビデオをエディットできるようにもしたい。今は、iPhoneとiPad用のアプリを開発中だ。さらに、ビデオをコンピュータの画面で見たくない人向けに、Boxee用のアプリケーションも今作っている。

TechCrunchの読者100名がVHXのベータに、ここで参加できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))