Netflix、30億レンタルの節目は発表せず。ストリーミングに本腰
by Alexia Tsotsis on 2011年4月26日

Netflixが先ほど2011年第1四半期の収支を発表し、1株当たり利益$1.11、収益約$718.6M(7億1860万ドル)と、アナリストの予測、1株当たり$1.08、収益$704Mを上回る好調ぶりを見せた。利益は$60.2M(6020万ドル)で、前年同期の$32.3Mから倍増した。

同社は、将来をストリーミング購読サービスに託し、DVDビジネスは「消えゆく差別化要因」であると株主宛の文書で語った。

DVDは打ち上げロケットだったが、今や差別化要因ではない。われわれは、ストリーミングの爆発的成長を踏まえ、DVDが消えゆく差別化要因であることを信じる。そのストリーミング分野で繁栄すべく、出来うる最高のストリーミングサービスを提供することに専念する必要がある。このためわれわれは、ストリーミングサービスをさまざまな方法に分けて取り組み始めている。既に、非会員向けの登録ページにはストリーミングのことしか書かれていない。それでもなお、DVDレンタルは未だにわれわれにとって大きなビジネスであり、今後もDVDが高採算を続けるためのソリューションに取り組んでおり、現時点でストリーミングの勝者になることがわれわれの主旨ではない。

この姿勢は、今日の収支会見でNetflix CEO Reed Hastingsが、従来自社ブログで発表していた節目のDVDレンタル数について聞かれた時、一層明白になった。2007年2月に同社は10億レンタル目(『Babel』のDVD)を発表し、2009年4月には20億レンタル目(『Nick and Norah’s Infinitive Playlist』)を発表している。

30億回目のDVDレンタル(現在のペースからみて近日中とみられる)を発表するかどうか尋ねられたHastingsは、そのような発表は予定していないと答えた。「現在の焦点はストリーミングにあり、その種の発表を行うことは考えていない」と同氏は語った。

ストリーミングビジネスを成長させるにあたり、NetflixはAmazon Prime、Hulu Plus、さらには近く開始されるストリーミングサービス、Dish Networkなどとの競争に直面する。その競合戦略は、基本的にできる限り早く成長することであり、ストリーミング事業にすべてを賭ける。今日の発表から読み取れることがあるとすれば、そういうことだ。

Netflixは現在、純粋なストリーミングのみのプランと、DVD/ストリーミングのハイブリッドオプションの両方を提供している。ストリーミングの節目を発表するかどうかについての発言はない。

画像:John Muk

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(翻訳:Nob Takahashi)