今日(米国時間5/10)サンフランシスコで行われたGoogle I/Oカンファレンスの分科会で、Googleの開発者、Amit JoshiとAlex Russellが重要な発表を行った。管理者権限不要でインストールできるChrome Frameだ。
一見大したことではなく思えるかもしれないが、これは会社や学校で古いコンピューターのブラウザーを使っていて、新しいモダンなブラウザーにアップグレードしようにも管理者が許可してくれない何百万人ものユーザーにとって〈大きな〉出来事だ。しかも、この種のユーザーの約30%はIEのプラグインすらインストールできない。これからは、Chrome Frameの新しい開発者向けビルドを使えば問題を回避できる。管理者権限がなくてもIEにインストールできるのだ。
これはデカイ。
実はGoogleは、何ヵ月にもわたってこの問題に取り組んでいる。以前からChrome Frameは、世界をIE6、7、8から引き離すための優れたアイディアだったが、プラグインをインストールできない限りできることは多くなかった。Googleはついにこれを回避する方法を編みだした。
ただし、Russellがすぐに付け加えたところによると、管理者がその気になれば、Chrome Frameと一線を画す手段はいろいろあるという。しかし、Chromeチーム全員が愛して止まない、あの頻繁なアップデートのためには管理者問題が「大きな障害」だった。
では、彼らはどうやってこの問題を切り抜けたのか? 「裏で話そう」と、これを聞かれたJoshiは満面の笑みを浮かべた。かなり技術的な話らしい。Russellによると、大まかにいってこれは、Chromeのテクノロジーを従来のプラグインではなく、ブラウザー自身の中で動かすことに尽きるという。
Microsoftがどう思うか聞かれると、JoshiもRussellもコメントを控えた。おそらく、それがすべてを物がたっているだろう。
念のために繰り返すと、今この新機能はChrome Frameの開発者向けビルドにしか入っていない。ここでテストされた後、ベータ版として配布され、最終的に安定版として流通することになる。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)
