今年の3月にFacebookがBelugaを買収した時、これは彼らにしては面白いと思った。面白いというのは、これまでは人材のための買収しかしなかったからだ。しかし今回は、彼らが言うには、人材と資産の〈両方〉だという。言い換えれば、FacebookはBelugaを支えるテクノロジーにも関心がある。さらに重要だったのは、彼らがBelugaを動かし続ける計画だったことだ。そして、そうなっている。一応。
この何週間か、Belugaのユーザーは信頼性に関する大きな問題の数々に気付いたはずだ。モバイルアプリが接続できなかったためにメッセージを受けられなかったことから、ウェブサイトが完全にダウンしたことまで。昨夜Belugaは、数時間にわたって完全に停止した。ダウンの理由については、復帰後も何も示されていない。最近これが増えている。よろしくない。
これは、FriendFeedを思い出さずにはいられない。あのサービスといえば、Facebookが2009年に買ったのだが、買収後のサービス継続のこともまた思い起こされる。あれは人材目的に買収だったが、FriendFeedの中心メンバーらは、永久に運用を続けると約束していた。現実はというと、確かにまだ動いてはいるが、性能問題と進展のなさに嫌気がさして、多くの主要ユーザーが離れていった(ただし、なぜかトルコでの利用は、買収〈後〉に急上昇した)。今やゴーストタウンだ。かつての姿は見るかげもない。
そしてBelugaも同じ方向に進んでいるようにみえる。Facebookが買収した頃、世間はグループメッセージングアプリの全面戦争にまっしぐらだった。私から見てBelugaは、最も有望な新サービスだった。速かった ― 本当に速かった。私のソーシャル仲間たちはすっかりハマり、四六時中使い始めていた。
もう、殆ど使うことはない。とにかく不安定すぎる。
Belugaのチームに、契約について尋ねてみた。まだ返事はもらっていないが、それっきりかもしれない。概してFacebookはこの種のことに関して圧力が強いから。公式には、Facebook社内で同チームはグループおよびメッセージングのチームに属している。新しいメッセージ機能はようやく全ユーザーに公開されたが、この数ヵ月間に新しい展開はない。もちろんわれわれが望んでいるスタンドアロンのFacebook Messagesもない ― Googleは秘かに手を進めているようだが。
買収の時点で、FacebookとBelugaの両社とも、最終的なBelugaの方向性について「数週間のうちに」詳細を発表すると言っていた。私の勘定によるともう13週間になる。そろそろBelugaが生き続けるのか、正式に銛(もり)を打ち込まれるのか、それともFriendFeedのように海を漂い続けるのか、教えてくれてもいい時期だ。
この答えについて私良い予感を持っていない。残念だが。
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(翻訳:Nob Takahashi)
